「ひとさじ」の意味、関東人と関西人で違う? 意外な「地域差」描いたマンガ話題に
すりきり?山盛り?
こちらは、ヤングアニマルで連載中の「うわばみ乙女ずかん」などの作品で知られる漫画家の後藤羽矢子さんが投稿した作品。以前、石垣島で手作りのラー油をつくる体験をした際のエピソードをマンガにしたものだ。
後藤さんが体験したラー油作りは、好きな具材を選んで「ひとさじ」ずつ入れていくスタイル。スプーン片手に具材を入れていく後藤さんに、インストラクターの女性が突然、
「お客さんはどちらから来られました?」
と問いかけてきたという。
質問の意図に疑問を抱きつつも、「神奈川ですけど...」と答える後藤さん。するとインストラクターの女性は、
「ひとさじっていうと 関西の人は 山盛りにすくうんですけど......。関東の方はすりきりですくうんです」
と説明。実際、後藤さんも「すりきり」ですくっていたそうで、この女性から「塩とトウガラシ以外は関西流で山盛りでいってください!」と促されたという。
このように、「ひとさじ」の地域差を取り上げたこのマンガは大きな話題に。ツイッターには、様々な反応が寄せられている。
大阪人ですが、確かに「すり切り」と言われなければ山盛りにしますね。
— はむ☆すたー (@i_love_sienta) 2019年3月8日
「入れなきゃ損!」と思っているわけでもないのですが。
関東出身、すりきりです
— 食パン (@Lz8Oh4Bmg04hJzs) 2019年3月8日
九州だけど山盛りです。これを読むまで全然気にしてませんでした。
— りおな (@riona0808) 2019年3月8日
ただ、関西人というユーザーからも「自分はすりきりです」といった声が出ていたことも事実。そのほか、レシピ本に従って料理を作る時と、ざっくりスプーンですくう時では違う、というユーザーもいた。
どうやら絶対とは言い切れないようだが、これは多くの人の「ひとさじ」を見てきたであろうインストラクターの見解。となると、そういった傾向がある可能性は高いのかもしれない。