「川口に関所はございません」――。JR京浜東北線の川口駅構内に、映画「翔んで埼玉」の設定をネタにしたポスターが登場した。 もすこ(@mosco_2ji)さんのツイートより いくら映画がヒットしているとはいえ、なぜこのような文言が出されたのか。Jタウンネット編集部が、JR東日本に聞いてみた。 気軽に出かけよう 「翔んで埼玉」見てきたんですよ、川口で。そしたら川口駅さん。 pic.twitter.com/f37i9tI4Fy— もすこ (@mosco_2ji) 2019年3月3日 Jタウンネットは2019年3月8日の記事で、埼玉高速鉄道の東川口駅に関所を模した窓口が設けられていると紹介した。前回の東川口駅と異なり、川口駅の隣は東京・赤羽。 仮に翔んで埼玉と同じく埼玉県民が徹底的に虐げられているならば、ここが関所になる。それゆえに攻めたネタである。 「川口に関所はございません。東京や千葉、神奈川へ気軽におでかけください」 そう書かれているが、なぜこんな文言が並べられているのか。 その答えは張り紙の下部にあった。 「便利な通行手形はコチラです!」 との文言の下にJR東日本のトクトクきっぷ「休日おでかけパス」のイラストが置かれている。なるほど、作品とひっかけた宣伝ということなのか。 Jタウンネット編集部が2019年3月11日、JR東日本大宮支社を通じて駅に取材を行うと、 「映画を受けて文言を掲出しました」 なんと巧みな宣伝術。これも県境の川口駅だったからこそ出来たと考えるとうらやましい。 ツイッターでも目撃情報が寄せられるこの貼り紙だが、 「掲出場所を探している人や聞いてくる人もいる」 という。つまり、この掲示を見るために川口駅を訪れる客もいるワケ。それだけに、担当者も、 「結果的に埼玉に足を運んでいただいている」 と話していた。 一見するとブラックな冗談だが、多くの人を幸せにしたよう。今回紹介した投稿のリプライ(返信)欄にも、 トレンド感滲み出てる粋な駅だね— 俺はぱるちゃんで行く! (@miyabekyutenkai) 2019年3月4日 川口駅粋な宣伝— ひまわりのえがお(@chikomuu1) 2019年3月4日 など好意的な反応が寄せられていた。