「メロン熊」胴体をシャケ貫通...! センス爆発の貯金箱、開発者を直撃
北海道夕張市の北海道物産センター夕張店のマスコットキャラクター「メロン熊」が、今改めてネット上で話題になっている。まずは画像を見てみよう。
夕張市特産の夕張メロンと荒々しいヒグマを組み合わせ、かねてよりその見た目から「怖い」との声が寄せられていたメロン熊。しかし、今回話題に上がったメロン熊は鮭が喉を貫通するような見た目になり、さらにグレードアップしている。マスコットキャラとしては、想像の斜め上を行くインパクトだ。
北海道物産センター夕張店公式サイトを確認すると、なんでも鮭を丸呑みしようとしたら、勢いあまって鮭の頭が突き出してしまったという設定らしい。
「意味がわからなさすぎていい」
ネット上では「怖すぎる」との声も上がっている。
メロン熊がシャケ食ってる置物怖すぎる
— でんきやさん (@ginogi_O) 2018年10月18日
合体事故だーッ!Σ(。△、Φ;>メロン熊鮭
— まりゆ まりゅん (@maryuun) 2018年10月18日
メロン熊の悪魔融合怖すぎでねーか
— あいん。 (@ain1020) 2018年10月17日
Jタウンネット編集部は2018年10月18日、北海道物産センター夕張店のメロン熊商品企画担当者に話を聞いた。担当者によれば、いま話題の「メロン熊貯金箱」だが、実はメロン熊が登場して間もない10年頃から発売されていたのだという。マグネットなどのタイプもあり、お客さんからも好評だそうだ。
熊と鮭はかねてより木彫りの置物などで目にする機会が多く、定番とも言える。メロン熊が食べても見た目的に普通だと判断し、鮭を丸呑みするような見た目にしたのだとか。しっぽだけだと何を食べているのかわからないということで、メロンだし貫通させようという謎理論(?)で、今のデザインになったそう。
道の駅を訪れた人からも「意味がわからなさすぎていい」との声が上がっているそうで、外国人観光客からも人気を博し、お土産として購入されるという。
17年は鮭が不漁だったこともあり、鯉バージョンも新商品として発売されるようになった。担当者いわく、色が綺麗でお金がたまりそうだからという理由で鯉が選ばれたそうだ。
発売から7、8年経ち、今回再び話題になったことを受けて、担当者は「正直驚いている」と一言。「今後もシンプルに、スマートに新商品も作っていきたい」と思いを語った。