熊本城の破損屋根瓦「1トン1000円」で買えるらしい →だが、そこには大きなハードルが!
2018.10.01 11:00
資格審査とヒアリング審査......?
電話で答えてくれたのは、熊本城総合事務所の担当者だ。この事業の目的を次のように答えてくれた。
「熊本城復旧基本計画に掲げる復旧への市民の参画機会の創出と、震災の記憶継承につなげる、という二つの目的があります。この目的に沿った提案を期待しています」
たんなる営利目的で販売するのは、今回の趣旨に合致してないと判断されるかもしれない。
提供先を決めるにあたっては、資格審査とヒアリング審査、2段階のチェックがあるという。ヒアリング審査は、破損瓦の活用の目的や活用計画の内容について、細かい説明が求められ、厳しく採点されるようだ。
「砕いて復旧工事のための建材などに使う、加工して地域交流イベントで記念品として配布するなど、活用方法は自由ですが、あくまでも目的に沿った利用方法をご提案いただきたいと思います」と担当者。
申込期間は2018年10月1日から10月19日まで。詳しくは熊本市公式サイト内告知ページをご参照のこと。