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いま、高知の水族館が面白い! 「ゆるキャラ」「廃校活用」で話題の2館、館長さんに話を聞いてみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.09.02 09:00
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マスコットは「食欲旺盛な天然物Fカップ」

桂浜水族館が注目を浴びるきっかけになったのは、マスコットキャラクターの「おとどちゃん」と、スタッフの身体を張ったツイートだ。

2018年はゆるキャラグランプリにもエントリー(提供:桂浜水族館)
2018年はゆるキャラグランプリにもエントリー(提供:桂浜水族館)

四国で唯一、同館で飼育されているトドをモチーフにした、「食欲旺盛な天然物Fカップ」という、何ともユーモラスでひょうひょうとしたおとどちゃん。このキャラクターを前面に出した、公式アカウントの水族館らしからぬ本音満載のツイートがネットユーザーを中心に好意的に受け止められるようになっていった。

もとは1931年開業の老舗の水族館。それがなぜこのような強烈な個性を発揮するようになったのか。Jタウンネットの取材に、館長の秋澤志名さん自ら「マイナスをプラスに変えようと、『なんか変わるぞ』をキーワードに頑張ってきました」と答えてくれた。

「4年前にスタッフが大勢退職してしまった時、『このままではイカン』と思い、インターネットを活用して知名度を広げ、ほかではできないことをしようとしていました。生き物との距離が近いのが当館のみどころで、それに加えて生き物を飼っている人にスポットを当てられるよう、スタッフの仕事ぶりや水族館の人間模様を伝えています」

実際、気さくなスタッフの応対や動物とのふれあいが好評で、さらにはおとどちゃん目当てでお土産持参で訪れる観光客もいるという。

おとどちゃんやスタッフの奇抜なアピールばかり注目されがちだが、約250種7000点におよぶ生き物を飼育し、アシカやペンギン、四国唯一のトドなど顔ぶれも多彩。生き物の生態を楽しみながら学べるという点でも、開館以来88年の歴史がしっかり受け継がれているのだろう。

学校のプールにウミガメが泳ぐ
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