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「電車内で音漏れ」地域で異なる5つの対処法

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2018.08.24 06:00
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「ノリノリ系」が意外と多い!?

前編となる記事では、12の反応を「間接注意系」、「攻撃的反応系」、「沈黙系」、「ノリノリ系」、「直接注意系」の以下5つに分類した。

・間接注意系
「『音漏れにはご注意ください』と流れているアナウンスを声に出して言う」、「駅員を呼ぶ」

・攻撃的反応系
「睨む、舌打ちをする」、「ニヤニヤして覗き込む」

・沈黙系
「無視する」、「自分もイヤホンを挿して音楽を聴く」、「音漏れしている音を聞く」、「耳栓をする」

・ノリノリ系
「聴いてリズムに合わせて動く」、「音漏れしている音楽を歌う」

・直接注意系
「口で注意する」、「肩など身体の一部分を叩いて注意する」

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これを日本地図に落とし込むと、東京、大阪といった首都圏では、「沈黙系」の反応を示す人が多くを占めた。やはり人口が多い地域ということもあり、他人にあまり干渉しない文化が根付いているのかもしれない。一方で北海道にて「沈黙系」が過半数を占めたのは興味深い。

意外な結果となったのは、「聴いてリズムに合わせて動く」や「音漏れしている音楽を歌う」といった「ノリノリ系」が太平洋側の一部で過半数を占めていたことだ。海沿いの地域では浜辺で音楽が当たり前で、たとえ電車であったとしても同じように対応できる――なんて理由でもあるのだろうか。

九州地方では票が分散した。特筆すべきは「肩など身体の一部分を叩いて注意する」といった「直接注意系」の反応を示す人が、他の地域と比べて多かったことだ。福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島では「直接注意系」が多くを占め、それ以外としては車内アナウンスを声に出して言うなどの「間接注意系」、もしくは「舌打ちをする」といった「攻撃的反応系」で票が拮抗した。いずれにせよ、九州地方では注意する方向の人が過半数を占めたことは非常に興味深い。

北陸4県、関東・東北の一部地域などでは「攻撃的反応系」を示す人が過半数を占めた。また、中国・四国地方では「間接注意系」の反応を示す人が多く、地域差となって表れた。

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