7月25日はかき氷の日! 「南アルプスの天然水」をかき氷に! レアな涼味を求めて山梨県北杜市へ
残るは「北杜のあずき信玄」
こうなると、金精軒とのコラボかき氷「北杜のあずき信玄」もかなり期待できる。こちらは、北杜市内の中央道八ヶ岳パーキングエリア上り線、下り線、それに「白州・尾白(おじら)の森名水公園べるが」内にある売店で提供されているとのこと。
記者が向かったのは、七賢から車で10分ほどの位置にある「べるが」だ。現地に到着すると予想以上に森の中で、アウトドアアクティビティ感溢れる環境。マスのつかみ取りをしている親子の姿なども見られ、ひとりカメラを手にたたずむ記者が浮く。
「ひょっとして氷を入手するところから始まるのでは......」と考えつつ、案内所でかき氷のことを尋ねると、すんなり売店の位置を教えてもらった。森を抜けて開けたエリアに出ると、ありました。どう見てもかき氷の売店です。
水遊びをしている子どもたちの歓声が聞こえる中、記者はかき氷を注文する。「北杜のあずき信玄」(700円)に、例年定番として登場しているという「北杜のいちごみるく」(600円)、「北杜の高原みるく」(500円)も加えた計3個の大人注文だ。
「北杜のあずき信玄」は単にあんこときな粉がかかっているだけではなく、「北杜のほろあま糀糖いちご」と同様糀糖が使用されており、ほのかな甘みが楽しめる。あんこだともっと濃厚な味わいになるかと思っていたが、甘みも強すぎず、糀糖の甘みと相まって、これまたさっぱりとしていた。
あんこと氷の組み合わせは「氷あずき」では、と思うかもしれないが、ここにきな粉が加わるとなぜか信玄餅感が出てくる。山梨で食べているからだろうか。
「北杜のいちごみるく」「北杜の高原みるく」も安定感のある味わいだったのだが、やはりひとりで3つのかき氷は時間との戦いに陥ったので、すべてゆっくりと味わいたい場合は3人で注文することをお勧めしておきたい。<企画編集:Jタウンネット>