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7月25日はかき氷の日! 「南アルプスの天然水」をかき氷に! レアな涼味を求めて山梨県北杜市へ

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.07.25 11:00
提供元:サントリー食品インターナショナル

まずは酒蔵のかき氷「北杜のほろあま糀糖いちご」を

都内から電車で記者が向かったのは、北杜市の玄関口、小淵沢駅。10年以上前に訪れたときは、小さな山間の駅舎といった趣がある駅だったが、2017年7月に改装され、近代的な外観とウッディな内装のお洒落な駅に生まれ変わっていた。正直、お洒落さでは記者の最寄駅(都内某所)より上にすら思える。

ちなみに駅名は「こぶちざわ」ですが地名は「こぶちさわ」(2018年7月記者撮影)
ちなみに駅名は「こぶちざわ」ですが地名は「こぶちさわ」(2018年7月記者撮影)

お洒落な小淵沢駅からまず向かったのは、「七賢」だ。七賢といえば、2018年の全国新酒鑑評会で純米大吟醸が金賞を受賞したほどの酒蔵。限定かき氷は市内の4か所の施設で提供されているのだが、その中でも七賢でしか提供されていないかき氷があるという。

かき氷を食べる場所にしては重厚感が溢れる(2018年7月記者撮影)
かき氷を食べる場所にしては重厚感が溢れる(2018年7月記者撮影)

中も趣のある立派な古民家、といったところ(2018年7月記者撮影)
中も趣のある立派な古民家、といったところ(2018年7月記者撮影)

「かき氷ください」と頼むには重厚な作りの建物内に入り、併設されたカフェ「くらかふぇ糀'S」に向かう。こちらのカフェで、「北杜のほろあま糀糖いちご」(1000円、以下税込)が提供されているという。

かき氷といえばやはり外せない味はいちごだ。そこに異論はないのだが、定番すぎて特別な印象もあまりない。一体どんなかき氷が出てくるのか期待しつつ、注文するとソースと氷を分けた状態のかき氷が出てきた。

練乳といちごのソースなのかな、と思わされるが(2018年7月記者撮影)
練乳といちごのソースなのかな、と思わされるが(2018年7月記者撮影)

ソースは淡いピンク色で、一見練乳やクリームが入っているようにも見えるが、そうではない。実はこのかき氷、材料は「南アルプスの天然水」の氷と北杜市産のいちご、そして七賢で独自に作られた甘味料「糀糖(こうじとう)」のみなのだ。

七賢の担当者によると、糀糖は米粉と米麹を原料としており、甘酒を濃縮したような甘みのある甘味料。やや茶色がかったような練乳のような見た目で、ほのかに甘酒のような香りもするが、そのまま舐めてみても甘酒ほど癖はなく、米の甘みが凝縮されたような味わいだ。

この糀糖をいちごと一緒にミキサーにかけることで、ピンク色のいちごソースができあがるわけだ。

軽く薄く削られた氷は放置するとすぐ溶けてしまうので、素早くご賞味を(2018年7月記者撮影)
軽く薄く削られた氷は放置するとすぐ溶けてしまうので、素早くご賞味を(2018年7月記者撮影)

見た目からはかなり濃厚な味わいのようにも思えるが、口にしてみると驚くほどさっぱり。糀糖のほのかな甘みも主張しすぎず、いちごの酸味とうまく組み合わさっていて、「いちごで氷を食べている!」という感覚が味わえる。

薄く軽く削られた氷も、口に入れるとサッと溶けて氷を齧っているような状態に陥ることなく、いちごと糀糖と涼味が口の中に残る。糀糖と氷の相性もかなりいい。シロップ味の氷ではなくて、氷をちゃんを味わっているような気分になる。正直おいしいといってもかき氷はかき氷、と考えていたが、これは予想以上だった。

残るは「北杜のあずき信玄」
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