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札幌市、広報誌の「ベルばら風イラスト」で謝罪 「誤解を招く表現となりました...」

松葉 純一

松葉 純一

2018.07.04 17:00
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札幌市が毎月発行している広報誌「広報さっぽろ」6月号(2018年)で掲載した、漫画「ベルサイユのばら(ベルばら)」風のイラストをあしらった特集に、ベルばら作者の事務所「池田理代子プロダクション」が抗議していたという記事が、18年7月4日、北海道新聞など新聞各社から報じられ、話題となっている。

「完璧だと思ってたのに...」「なんてことでしょう...!」

「広報さっぽろ」6月号表紙(札幌市役所サイトより)
「広報さっぽろ」6月号表紙(札幌市役所サイトより)

広報誌はA4判、32ページ、問題となった特集は、計7ページで、ベルばらの主人公・オスカルに似た指導役の「オシカル」が、フランスの王女にも似た「マナー・シラントワネット」の行動をたしなめる形で構成されている。公共交通などでのマナー順守や、自転車が歩道を走らないよう指摘したり、ゴミ捨てのルールなどを伝えているのだ。背景や題字にはご丁寧にバラのイラストも添えられている。

広報誌は6月上旬、札幌市内に配布されたが、早速下記のような反響が寄せられた。

「......異世界転生でもしたのかというくらい楽しそうに発狂している」「ねぇ、今回の広報さっぽろ色々どうしたの?」などといった感想だ。もちろん中には肯定的な意見もあったが、「大丈夫?」と疑問を投げかける人が多数だったようだ。だが、その心配は案の定、当たってしまった。

「誤解もなにも敢えて想起させるパロディじゃなかったのか」「みっともない...」「行政が著作権をシラントワネットだったというオチでしたか」「正直、広報さっぽろやりすぎじゃね?と思っていたら、やっぱりか...」といった感想が殺到している。

「広報さっぽろ」7月号には、このような謝罪文が掲載されている。

「広報さっぽろ6月号『公共マナーって何かしら?』の特集記事が漫画『ベルサイユのばら』を想起させるというご指摘をいただきました。このご指摘を真摯に受け止め、誤解を招く表現となりましたことについて、深くおわび申し上げます」

また札幌市役所サイト「広報さっぽろ」6月号のページにも同様の謝罪文がある。

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