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千代田区に5つある「幽霊坂」をめぐってきた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.06.30 17:00
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標識があって見つけやすい

さて、今度は御茶ノ水駅周辺へ。残り2つも、それぞれ近くにあり、いずれも標識があったので見つけやすかった。

レストランやカフェのほか、就活生がテストセンターの試験を受験できるルームがある「sola city」の看板があった。

レストランやカフェのほか、就活生がテストセンターの試験を受験できるルームがある「sola city」の看板があった。

写真の標識には、

「江戸時代には火消役の屋敷があり、そこへ上る坂道でした。江戸時代の初めは緩やかなカーブで、埃(ごみ)坂あるいは光感寺坂とも呼ばれていました。のちに直線状に整備されて、紅梅坂へとつながっていましたが、大正時代の区間整理で本郷通りができたために2つに分かれた形となりました。このあたりは木々が繁っていて昼間でも薄暗かったことから、幽霊坂の名が名づけられています」

と書かれている。

town20180626173816.jpg


そして最後の1つは東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)を左手に、坂の途中にあった。こちらの看板には「紅梅坂」とあり、幽霊坂は別名となる。

標識には、

「明治時代に、武家地であったこの地域に駿河台西紅梅町・東紅梅町という町名がつけられました。そのため、この坂道も、紅梅坂と名付けられました。関東大震災後に本郷通りが新設されて分断されるまでは、東側にある幽霊坂と1本の坂道でした」

と書かれている。

town20180626173841.jpg


town20180626173851.jpg


つまり、紅梅坂はかつて4つ目の幽霊坂でもあったのだ。地図にすると以下の通り。

town20180626173918.jpg


幽霊坂、都内にはまだまだあるのでご興味のある方は是非とも探してみてはいかが。

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