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「行ったことある県」を数値化して地図に! 本家「経県値」、ついに公式スマホアプリ登場

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.06.28 18:37
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筆者は177点でした

この経県値は1996年に開設された地理情報サイト「都道府県市区町村」が、2000年代初頭に生み出したものだ。都道府県を「住んだ(居住)」を5点、「泊まった(宿泊)」を4点、「歩いた(訪問)」を3点、「降り立った(接地)」を2点、「通過した(通過)」を1点、「行っていない(未踏)」を0点とし、6つのレベルに分けてその経県値を計測する。

公式サイトの経県値のページでも計測ができるようになっており、2018年6月27日からはスマートフォンアプリ経県値でも計測が可能だ。筆者は公式サイトで挑戦したところ、177点との結果になった。

経県値の誕生の発端は、「都道府県市区町村」のサイト内にある「落書き帳」だ。03年ごろから「行ったことがある都道府県の数」のリストアップなどが行われることがあったが、04年にとあるユーザーが「日本の都市をどの程度知っているのか」を「認市度」として、上記の6つのレベルで分類し始めたのが契機となった。

その後、「認都道府県度」「認県度」「県識」「経県ランキング」などの名前を経て、次第に経県値という名称に落ち着いていった。まもなくFLASHを用いて都道府県別に経県値の色分けが出来るようになり、現在のアプリにまで連なる経県値の原型が出来上がった。

経県値とは?!(画像はプレスリリースより)
経県値とは?!(画像はプレスリリースより)

ここまで長く親しまれている理由について「落書き帳」では、「ひとえに『取っつきやすさ』」にあるとしている。認市度である場合、合併などで数が変わることもあるが、都道府県であればまず数は変わらず、集計もしやすいうえ、点数制で比較も容易であるという点でメリットがあったと分析している。

ただ、「経県値」をめぐっては18年6月上旬、模倣アプリが話題になるなどのトラブルも。その際のことについては、Jタウンネットの姉妹サイト、J-CASTニュースの記事「『制県伝説』Google Playから消える 流用された運営側が『謝罪ありました』」などで詳述されている。

こうした模倣への動きの対応として、27日のアプリリリースに至ったのだろうか。Jタウンネット編集部が28日、アプリ製造元のQdan(くだん)の担当者に取材したところ、

「弊社のアプリユーザー様から、『制県伝説』をめぐる模倣の問題があり、Qdanとしてアプリ化に協力できるのではないかという話を受け、都道府県市区町村さまが『経県値』のアプリ化をしたいという要望があると知り、今回ご協力をさせていただいた次第です」

と説明している。

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