山手線の「品川新駅（仮称）」、読者アンケートで「駅名予想」すると...

1年半前の読者アンケートによると...

田町～品川駅間では「グローバル　ゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際的に魅力のある交流拠点の創出と「エキマチ一体のまちづくり」の検討を進めている。

JR東日本は、世界中から先進的な企業と人材が集い、「えき」と「まち」とが一体的な空間として 感じられる新しいものにしようとしている。

Jタウンネットでは、2016年10月の時点で「Jタウン研究所」のコーナーで、「山手線の新駅、名前は何がいい？」と読者投票（全739票）を行っていた。

結果は、1位が「高輪」（26.8％）、2位が「芝浦」（20.0％）、3位が「泉岳寺」（18.5％）だった。読者投票から考えると、「高輪」が一番人気となる。ツイッターを見てみても、「シンプルに高輪でいいだろ」「高輪が一番いいな」といった声はチラホラ見られる。

ただ一方で、「高輪」は「白金高輪」（東京メトロ南北線・都営三田線）や「高輪台駅」（都営浅草線）との混同が考えられ、「芝浦」も「芝浦ふ頭駅」（ゆりかもめ）や、神奈川県にある「新芝浦駅」と「海芝浦駅」（JR鶴見線）と勘違いされる可能性は高い。

「泉岳寺」は、都営地下鉄と京浜急行の「泉岳寺駅」と隣接しているため、一番混乱は少なそうだ。しかし、かつて泉岳寺側から駅名差し止めの訴訟が起き、最高裁まで争った経緯（寺側が敗訴）がある。

なお、今回の募集にあたっては、

「応募された駅名は応募数による決定ではなく、ご応募いただいたすべての駅名を参考にさせていただき、新しい駅にふさわしい名前を選考します」

と発表されている。単純に票数じゃないのであれば、果たして、この結果通りになるのか――。駅名決定まで、目が離せない。