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楽で便利な「電動アシスト自転車」ルールやマナーを守ろうと市内の高校生が呼びかけ

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2018.05.21 07:15
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広島市内の高校では約9割の生徒が乗っている

電動アシスト自転車を略して「電チャ」。五日市高校(広島市佐伯区)では、ほとんどの生徒が通学に利用するなど大人気なんだそうです。

五日市高校では、4、5年前から「電チャ」が徐々に増え始め、現在では約9割の生徒が利用しているとか。五日市高校へ行くには、長い上り坂があり、普通の自転車だと30分程度かかります。

学校では3月に駐輪場を増設しました。電動アシスト自転車は、自転車をこぐ力をモーターで補助するもので、当初は中高年や子育て世代が中心で、デザインもそう多くありませんでした。

しかしここ最近は電動と分からないようなスタイリッシュなタイプや、マウンテンバイクも登場。

すると徐々に中高生の購入も増え、広島駅前の専門店では売り上げが前年より7割増えたそうです。

電動アシスト自転車専門店の店長は、「普通の自転車よりも重量がありますから、スピードを出した時の制動力というのは、普通の自転車よりも下がりますので、(注意するところは)早めのブレーキですね」と言われていました。

便利な反面、ルールやマナーなどで懸念される部分も。大幅に増えた五日市高校では、放送部の生徒が、DVDを制作しました。

DVDでは、先生や近所の人の話を交えながら、ルールやマナーを呼びかけています。また各クラスで安全運転に向けた標語を考え、そのうちのいくつかを通学路に表示しています。

幅広い年代に人気の電動アシスト自転車。今後もさらに利用者が増えていきそうですが、ルールやマナーについてもきちんと考えていきたいですね。(ライター・石田こよみ)

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