「この町、何もないよね。でも...」 常呂町で語った、カーリング女子・吉田知那美さんの感動スピーチ
2018年2月27日夜、平昌五輪で銅メダルを獲得して故郷の北海道北見市常呂町(ところちょう)に凱旋したカーリング女子日本代表選手たちは、町内で開催された報告会で集まった地元の人々を前に挨拶をした。
その模様は、テレビ朝日系列の報道番組『報道ステーション』で放送され、多くの視聴者が注目した。ツイッターには同日夜、次のようなツイートが投稿され、話題となっている。
カーリング女子・吉田知那美さん「この町、何もないよね。小さい頃はここにいたら夢は叶わないんじゃないかと思ってました。でも今は、この町じゃなきゃ夢は叶わなかったと思います」
— ひがくぼきみお (@higakubo) 2018年2月27日
北海道北見市常呂町での凱旋報告会で pic.twitter.com/Sq9M1d0u2r
カーリング女子日本代表各選手の涙ながらの挨拶は、それぞれ心を打つ内容で、感動的だったが、なかでも吉田知那美さんのスピーチが素晴らしいという声が、続々とツイッターに寄せられている。
「この町、何もないよね。小さい頃はここにいたら夢は叶わないんじゃないかと思ってました。でも今は、この町じゃなきゃ夢は叶わなかったと思います」という言葉が、心に響いたのだ。
「こういう地域貢献の形があるんだなと勇気を貰いました」
ツイッターに届いている反応を見てみよう。
吉田姉「小さい頃は、この町(常呂町)にいても何の夢も叶わないと思っていました。だけど今は、この町にいなければ夢は叶わなかった」泣ける。
— あいこさん?? (@AIKOsan_1214) 2018年2月27日
ニュースで久々に感動しちゃったな。
— 松浦千佳(DJランキングTOP20入り) (@matsuurachika) 2018年2月27日
『ここにいても夢は叶わないと思っていたけど、ここにいないと叶わなかった』カーリングのみんな、改めておめでとう!!女満別空港がいっぱいだなんて信じられない?嬉しいなぁ!!#平昌五輪 #平昌五輪カーリング #そだねーJAPAN #北見市 #常呂町
「泣ける」「ニュースで久々に感動しちゃったな」などという感想だ。道産子だけでなく、全国から共感のツイートが続々と......。
常呂町が有名になってよろし。ほんとの田舎の中の田舎だと思いますが、そんな所からでも夢は叶うっていい言葉だわー。都会に行かなきゃだけじゃないよー。地方の良さ、発信してもらいたい。私も年取って田舎の良さ実感すること多し。あったかいよー泣けるよー
— Eliliennet (@elillleenez) 2018年2月27日
報道ステーション見てまた号泣。゚(゚´Д`゚)゚。 常呂町の人口調べたら5千人弱だった。うちの実家の町と似たような感じかなぁ?小さな町に大きな大きな夢をもたらしたねー!ほんとすごいわー。゚(゚´ω`゚)゚。
— ツキコ (@7tsukiyoko) 2018年2月27日
「ほんとの田舎の中の田舎だと思いますが、そんな所からでも夢は叶うっていい言葉だわー」「常呂町の人口調べたら5千人弱だった。うちの実家の町と似たような感じかなぁ?小さな町に大きな大きな夢をもたらしたねー!」という声も......。地方在住の人にはひときわグッとくるニュースだったようだ。
北見市の常呂町は、オホーツク海に面し、サロマ湖に隣接する場所で、北見市の北部に位置する。元々は単独の「常呂町」だったが、2006年に北見市と合併した。人口は約5000人。主な産業は漁業で、ホタテ漁が盛んである。カーリングの町として知られ、オリンピック選手を多数輩出している。今回の平昌五輪に出場したLS北見の5選手のうち、藤澤五月選手以外の4選手は常呂町出身だ。
常呂町で最初にカーリングをはじめた小栗祐治さんは、ビールの樽にコンクリートを詰めたストーンを竹ボウキで操作するというお笑いモノだった。でもみんな真剣に取り組み、子ども達には「いつかオリンピックに行こう!」と語ったという。
— ぴーすけ (@risukichi7) 2018年2月27日
その夢を8年前本橋麻里が受け継いだ。
夢を追うっていいね?? pic.twitter.com/cgj1SkLBdx
銅メダルの栄冠に輝いたカーリング女子チームLS北見の地元凱旋セレモニーの中継を見た。常呂町で最初にカーリングを広めた先生に思いを至し故郷の人々に感謝して涙を流しながらしっかり挨拶していた選手の姿にまたうるっとした。こういう余韻を残すところもオリンピックの良さかもしれない
— 英語屋さん(著者) (@eigoyasan) 2018年2月27日
LS北見の5名のみなさん、本当に素敵ですね。出迎えた常呂町の人びと、特に子どもたちへの思いが優しさに溢れていて感動しました。地方にとどまり心豊かに暮らしている人にしかない美しさがあります??#カーリング女子
— のんかん (@nonkan541317) 2018年2月27日
「夢を追うっていいね??」「こういう余韻を残すところもオリンピックの良さかもしれない」「地方にとどまり心豊かに暮らしている人にしかない美しさがあります」という感想が全国各地から届いている。
でもまぁ、 #そだねージャパン のおかげで、北見市常呂町という地域に一瞬でも興味を持った国民は少なくなかったはず。それだけでもすごい「地方創生」じゃないの?
— アホな虎党(仮名) (@htkkkkk) 2018年2月27日
しかし、常呂町ってすごいな・・
— Gouji Hamakawa (@bjhamabo) 2018年2月27日
住民4千人の町で、中学生以上のカーリングチームが40チーム5部まであるのか(驚愕。スポーツを文化にって言葉は嘘っぱちだと思っていたけど、本当にあるんだ・・・スポーツが文化になってる町が(驚。
常呂町の皆さんを心の底からリスペクトします。
カーリング女子の方が
— くらげ (@hiroboyunapo) 2018年2月27日
地元にいても夢が叶わないと思っていたけど、常呂町だから夢が叶った...とご挨拶。
とってもいい言葉だなー。
素晴らしい。
国内のそれも地方にいても世界レベルに行けるのが理想。
このチームの貢献はメダルを取って国中を沸かせただけではなく、これからの地方に生きる一つの目標や標べになるのではないかと思いました。
— tomiyamaDeath[第三惑星] (@tomiyama_death) 2018年2月28日
こういう地域貢献の形があるんだなと勇気を貰いました。
何か出来る事を探しまた実行する
きっかけ...
ありがとう#カーリング#北見#平昌#常呂町#地方
「住民4千人の町で、中学生以上のカーリングチームが40チーム5部まであるのか」「国内のそれも地方にいても世界レベルに行けるのが理想」「こういう地域貢献の形があるんだなと勇気を貰いました」などなど、これこそ「地方創生」だという意見も多かった。
ニュースで常呂町、ところちょう、と何度も言われるのうれしい。母も3日にテレビに映るかもしれないそうで(取材済み)??
— ??Yuki?? (@yukippe2016) 2018年2月27日
ざわついてる故郷です???
LS北見凱旋!笑顔に癒されます^_^
— 八木隆太郎 (@mirunisan) 2018年2月27日
常呂町は一層のカーリングブーム!
松寿しの大将が、僕らの放送に間に合わせるために考えてくれた『メダル寿司』金はウニ、銀はホタテ、銅はイクラです。実は大将とよりよく見せるために一緒にアイディアだしあった??
カーリンググッズも軒並み完売みたい。 pic.twitter.com/wuZ0cNzumR
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— 風 Ⅱ (@kimagasenohaha) 2018年2月27日
常呂神社
〒093-0210 北海道北見市常呂町常呂
八百万の神https://t.co/91EpI4gDhA pic.twitter.com/XYM6XOB1NL
たしかに常呂町の人々はすっかり活気づいているようだ。