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「インスタ映えスポット」で住みやすさアピール 大阪府高槻市の定住促進キャンペーン

松葉 純一

松葉 純一

2018.02.20 11:00
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「Good Takatsuki インスタグラマー」発表(「たかつきウェルカムサイト」より)
「Good Takatsuki インスタグラマー」発表(「たかつきウェルカムサイト」より)

大阪府の北部に位置する高槻市が、画像投稿SNS「インスタグラム」を利用したキャンペーンを行っている。2017年9月に第1弾として「アクティブ」をテーマに募集し、11月までに64人から約500点の投稿写真が届いた。2018年2月16日、9人の「Good Takatsuki インスタグラマー」とその作品が、高槻市の定住促進・特設「たかつきウェルカムサイト」で発表された。

「あれもこれもが叶う街、高槻...」

JR高槻駅南口(663highlandさん撮影、Wikimedia Commonsより)
JR高槻駅南口(663highlandさん撮影、Wikimedia Commonsより)

高槻市は、政令指定都市である大阪市と京都市とのちょうど中間に位置しており、二つの大都市のベッドタウンとして発展している。JR高槻駅周辺の再開発で、市中心部に大規模なショッピング施設も増えた。周辺地区からの流入が増えつつあり、現在の人口は約35万人だ。

2013年からは、「あれもこれもが叶う街、高槻に住もう!どっちもたかつき」というキャッチフレーズのプロモーションも始まった。都市イメージの向上と「住みやすさ」の再発見・再認識による、定住人口のさらなる増加が狙いだ。

電車中吊り広告やラッピング広告、ラジオの番組提供、SNSの活用など、さまざまなメディアでプロモーションを行ってきた。その一環としてスタートしたのが、「インスタグラム」キャンペーンというわけだ。

今城塚古墳墳丘全景(Saigen Jiroさん撮影、Wikimedia Commonsより)
今城塚古墳墳丘全景(Saigen Jiroさん撮影、Wikimedia Commonsより)

第1弾に引き続き、第2弾の募集が昨年12月から2月末まで行われている。今回のテーマは「カルチャー」だ。これまでに摂津峡や今城塚古墳公園など市内の観光名所のほか、自宅で作ったご当地グルメなども投稿されているという。

高槻市の総合戦略部営業広報室に聞くと、こう答えてくれた。

キャンペーン用の「takatsukiインスタグラマー」のタグがついた投稿写真は、2月13日現在、1900枚を越えており、プレゼント応募者以外でも、多くの方に参加いただいていると手応えを感じています。また、集客イベント等でのPR活動の際には、来場者から「インスタキャンペーンやってますよね」などと直接お声掛けいただくこともありました。

応募者の中から抽選で50人に、市のマスコットキャラクター「はにたん」のバッジやシールなどがプレゼントされる。応募手順は、インスタグラムで「#たかつきdays」と「#takatsukiインスタグラマー」をつけて写真を投稿する。そのうえで、「どっちもたかつき定住促進・特設ウェルカムサイト」から、氏名や連絡先を入力して応募する。

摂津峡(663highlandさん撮影、Wikimedia Commonsより)
摂津峡(663highlandさん撮影、Wikimedia Commonsより)

高槻市の担当者はこう付け加えた。

「住む街」としての魅力が満載の定住促進・特設「たかつきウェルカムサイト」もじっくりご覧いただきたいと思います。
「Good Takatsuki インスタグラマー」募集告知(「たかつきウェルカムサイト」より)
「Good Takatsuki インスタグラマー」募集告知(「たかつきウェルカムサイト」より)

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