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寺山修司ワールドを「周遊型謎解きゲーム」で体感! 青森県×タイトー、三沢市で開催

松葉 純一

松葉 純一

2017.11.17 17:00
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周遊型謎とき物語「書を捨てよ 紐を解こう」特設サイトより
周遊型謎とき物語「書を捨てよ 紐を解こう」特設サイトより

寺山修司といえば、昭和を代表する詩人・劇作家だ。演劇実験室「天井桟敷」を主宰し、「毛皮のマリー」「身毒丸」など多くの作品を発表、国内外で上演した。ほかにも映画、作詞、小説、評論、絵本などにマルチな才能を発揮し、さらには競馬の評論・解説までもこなし、まさにマスコミの寵児のような存在だった。1983年(昭和58年)、47歳の若さで亡くなる。

寺山は青森県生まれ。少年時代の一時期を三沢市で過ごした。その三沢市で、寺山修司の世界観をテーマとした周遊型の謎解きゲームが始まったという。いったいどんなゲームなのだろう?

「ファッ!?なにこれやりたい」

三沢市寺山修司記念館(663highlandさん撮影、Wikimedia Commonsより)
三沢市寺山修司記念館(663highlandさん撮影、Wikimedia Commonsより)

寺山修司の世界観をテーマとした周遊型の謎解きゲームの主催は青森県、企画・運営はゲーム会社のタイトーである。青森県の公式ウェブサイトで、2017年11月9日、告知された。またゲームの特設サイトも公開されている。

「書を捨てよ 紐を解こう」というのが、ゲームのキャッチコピーだ。寺山の著作『書を捨てよ 町へ出よう』を想起させる。

ゲーム参加者は、まず三沢市に移動し、三沢市観光案内所など市内各所でパンフレットをを入手しなければならない。自分のスマートフォンやタブレットを用意し、パンフレットに記載されたQRコードから、専用モバイルサイトにアクセスする。謎解きゲームはそこからスタートする。

ゲームのステージは、三沢駅周辺を舞台とした第1幕、市街地・商店街周辺を舞台とした第2幕、第1幕と第2幕の両方をクリアすることで挑戦できる第3幕(舞台:寺山修司記念館)から成り立っている。

三沢市内の寺山修司ゆかりの各チェックポイントを周遊しながら、ARやGPSの位置情報を使い、隠された手掛かりを見つけて謎解きを進めていくわけだ。ゲーム開催期間は、2017年11月17日から2018年2月28日まで。参加無料だ。

ツイッターにはこんな声が寄せられている。

「移動距離すごいし冬の寒い時期にやるというハードモード......車かねえこれは」「ファッ!?なにこれやりたい」など、不安と期待が入り混じった感想である。

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