誕生から16年...「台風コロッケ」にイオン参戦 →驚きの売れ行きに!
「ここまでの反響は予想していませんでした」
「台風コロッケ」というネタは、2001年の2ちゃんねる(当時)に立てられた「上陸秒読み実況スレッド」に唐突に投下された、
「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました。」
何が「念のため」なのか、なぜコロッケなのかは不明だが、それ以来16年に渡って受け継がれているコピペの1つだ。
そうした経緯もあり、長い間インターネット上で細々と楽しまれていたため、イオンが「台風コロッケ」を大々的に取り上げてキャンペーンとして打ち出したことは、ネットユーザーには驚きをもって迎えられた。
台風コロッケw
— とけい (@doraemon3125) 2017年10月22日
イオンモール日の出にて pic.twitter.com/6inz0lTTXo
2chで始まった台風コロッケ、まさかイオンが販促に組み込む時代が来るとは
— しんいち(°?°) (@shin_1) 2017年10月22日
台風コロッケのハッシュタグ見てたんだけど、イオンすごいな。
— 大葉もみじ (@over_momiji) 2017年10月22日
毎日新聞にも取り上げられたみたいだし、今後日本の文化として根付きそう。
イオンは既に台風バッチコイの臨戦体制ですわ #台風コロッケ pic.twitter.com/YGdU2lhWqK
— amori (@amori_twt) 2017年10月21日
このキャンペーンの裏側について、Jタウンネット記者が17年10月23日、イオンリテールの担当者に取材したところ、
「2017年の9月に台風18号が上陸した際に、早い時間にコロッケが完売する店がいくつかありました。それもあって、台風の際にはコロッケへの潜在的なニーズがあるんじゃないかと考えました。それで、今回は5割増しでコロッケを揚げることを決定しました」
と語った。インターネットを飛び出し、実際にコロッケの購入に至った人々が多かったことが直接の原因だったようだ。
このキャンペーンへの反応は上々だったようで、
「土、日の2日間では、コロッケの売り上げは普段の1.5倍まで上がりました」
と語りつつも、
「売れる、と思って実行しましたが、ここまでの反響は予想していませんでした」
と、驚きを隠せない様子だった。
この盛り上がりを見るに、いずれは新たな文化として広く親しまれる日も来るのかもしれない。