カズオ・イシグロさんは「長崎の誇り」？　テレビとツイッターで温度差あり

「『日本的視点を少し持った』イギリス人」との指摘も

イシグロさんの受賞を受けて、ツイッター上などでは、「ほんと、めでたか！」「同じ長崎出身でとても誇りに思います」などと地元の人とみられる喜びの声が書き込まれていた。

とはいえ、イシグロさんは、生後5年しか長崎におらず、その後は、イギリス人として英語圏で生活してきたため、まるで日本人が受賞したかのような報道ぶりには違和感を訴える声が相次いでいる。

カズオ・イシグロは長崎出身だけど、あくまで「日本的視点を少し持った」イギリス人だと思うんだよね( ?ω? )

— さやお(リリィ漣) (@Lily_3373) 2017年10月6日

ノーベル文学賞受賞のカズオ・イシグロさんが長崎出身との事で、地元放送局が地元の雄みたいな感じで街頭インタビュー映像流してるんだけど、5歳までしか過ごしてないのにそこまで誇らしいもんかね？

— そふぃーな (@sofiena) 2017年10月6日

カズオ・イシグロさんは5歳の時に家族と渡英して向こうで育ったのに、イシグロさんは長崎出身ですけどどうですか？とインタビューされた長崎の人達もそりゃなんとも言いようがないよね。

— つばさ (@ichi_ninosan) 2017年10月5日

わたしの中で、日本にルーツがあるとはいえども、カズオ・イシグロ氏はイギリスの作家だ。
日本や長崎のひとが「誇りに思う」てなんか『？』て感じ。
読んだことがあって好きな作家ならともかくだな‥‥。

— sazuki (@sazuki0203) 2017年10月5日