全部むいちゃダメ! 新潟出身者がおススメする「笹団子の食べ方」
新潟名物の「笹団子」、食べたことがあるだろうか? あんこ入りの団子を笹の葉に包み、キャンディーのような形にしばったスタイルが基本形で、お土産としても人気がある。

新潟出身のJタウンネット記者もまた、幼いころから笹団子を食べてきた。では、「正しい食べ方」を知っている人は、どれだけいるのだろうか――。
食べ方で新潟県民かどうか分かる
新潟県出身の記者は、子どものころに「バナナの皮をむくようにして食べなさい」と祖父母や両親から教わった。そうして食べる理由は、手が汚れないから。食べ終わった後も団子でベタベタしている笹の面を内側にして丸めて捨てれば、かさばらず、ゴミ箱も汚さない。
2017年8月10日放送の『カミングアウトバラエティ!! 秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系列)で、笹団子の食べ方が紹介されると、ネット上では「知らなかった」という意見もあったが、「当たり前でしょ」「食べ方で新潟県民かわかる」など、新潟県民と思われる方々の反応が相次いだ。
笹団子??の食べ方知らなかったわぁ
— とびら?? (@tobikko0219) 2017年8月10日
やっぱはがして食べてたよ #ケンミンショー
秘密のケンミンショーを見ています。
— 浅野整骨院 (@asano344419) 2017年8月10日
転勤ドラマは新潟編。
あー! 笹団子の食べ方で新潟県民かわかりますよね!
#ケンミンショー
— 千岩黎明@小説家になろう、アルファポリス (@reimei_chihaya) 2017年8月10日
笹団子はバナナみたいに笹をむいて食べる。
当たり前すぎて、テレビで驚かれてることに驚いた??(;・ω・)
新潟県外の人は食べ方違うのね。
いまは東京在住の記者は、毎年、帰省土産で祖母が手作りしている笹団子を配るのだが、初めて渡す人のほとんどは笹を全部むいてしまうため、渡すときには、必ず食べ方をレクチャーするし、時には食べ方を実践して見せることも。
オススメの食べ方は以下の通り。
(1)団子を縛っているひも(すげ)は、全部取らない。両端に絞ってある片方だけ結んだまま、垂らしておく。
(2)下側を持って、バナナの皮をむくように笹をはずす。笹の葉に団子がくっついてくるときは、笹をタテに細く割きながらむくと団子ばなれがよくなる。
(3)上から食べ、終わったら、汚れている笹の面を内側にし、すげでくるくるとまとめて捨てる。
たかが団子の食べ方だが、バナナの皮をむくようにして食べるほうが断然、スマートだ。笹団子を食べる機会には、ぜひ試してみてほしい。