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面白いクイズの作り方は? 「日本クイズ協会」代表に聞いてみた

竹内 翔

竹内 翔

2017.08.15 14:00
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間違っても「そっちだったか!」と思わせるような

また複数の選択肢から答えを選ばせる「択一式クイズ」なら、

「理想は、正解のほかに、こっちが正解かも?と迷うような選択肢があることですね。意地悪すぎると解答者に不満を感じさせてしまいますが、巧妙に迷わせるような選択肢だと、不正解となっても『あ~、やっぱりそっちだったか』と納得がいきます」

回答者をうまく「迷わせる」。まさに「へぇ~」となるような問題作りが、やはり重要のようだ。

「やはり最初は『答える』方が楽しいと思うんですけど、問題を『出す』側の楽しみにも気づいていただければ。協会でも普及のため、問題の作り方やイベントの開催のやり方なども、アドバイスしていきたいと考えています」

協会としては今後、クイズの社会的な認知度を高めていき、公的な大会の開催や、「段位」や「級」のような仕組みの構築も目指したいという。いつかはそうしたクイズの実績が、進学や就職の際にアピールポイントとして使えるように――齊藤さんはそう夢を語る。

「これから初心者向けの体験会などや、支部などの整備を通じて、安心してクイズを楽しんでもらえる環境を作っていきたいと思っています。どうか安心して門戸を叩いてもらえれば」
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