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廃線から5年...いまも生きる「十和田観光電鉄 三沢駅」、まもなく取り壊しへ

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.07.22 11:00
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来客数「300人」のそば店

三沢駅周辺はこうなっている(画像は、グーグルストリートビューから)
三沢駅周辺はこうなっている(画像は、グーグルストリートビューから)

三沢駅には現在、第3セクターの「青い森鉄道」(旧JR東北本線の一部)が乗り入れており、2012年3月31日までは、十和田観光電鉄の鉄道も運行していた。画像右の建物が十和田観光電鉄の駅舎で、左が青い森鉄道の駅舎。十和田観光電鉄の駅舎は廃線からかれこれ5年以上、形もそのままに保存されている。一体、なぜなのか。

十和田観光電鉄の担当者によると、この駅舎自体は既に買い取られており、駅構内は毎年春、秋に一般公開されるのみ。ただ、普段は同社が運営するバスの案内所として利用されているという。

663highlandさん撮影、Wikimedia Commonsから
663highlandさん撮影、Wikimedia Commonsから

駅舎内の立ち食いそば店「三沢駅食堂」はそのため、現在でも営業中。担当者によると、1日あたりの来客数は平均して「300人くらい」。店のおすすめを聞くと、

「『スペシャルそば』ですね。天ぷらと山菜、生卵が入って、400円くらい。お手頃な価格です」

と話していた。

「来年春に取り壊されます」
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