「次は終点、途中~途中~」滋賀のバス停「途中」がツッコみどころ満載
2017.07.11 06:00
地名に「途中」が入っている
江若交通の公式サイトで確認すると、堅田葛川線の路線図はこうだった。50、52、55、56系統が、「途中」に停車する。52系統では、ここが終着点だ。
「次は終点、途中~途中~」
バスの運転手はこんな風にアナウンスをしているのかもしれない。
Jタウンネット記者が2017年7月、江若交通・総務課の担当者に話を聞いてみると、「途中」の由来について、
「伊香立途中町(いかだちとちゅうまち)という地名があるためです」
と話した。
先の地図を見てほしい。伊香立途中町の集落に国道367、477号線の交差点「途中」が囲まれており、交差点から国道477号線を少し進んだ先に「途中」のバス停がある。
地図上の「途中口」から国道367号線を直進し、京都市左京区大原、八瀬を経て、上京区大原口町に達するまでの全長16キロは、途中越、または栃生越(とちゅうごえ)、竜華越、途中峠と呼ばれている。