「とんかつは飲み物。」池袋にオープンへ! 大胆ネーミングの意図を聞いてみた
とんかつは飲み物なの?→「もう概念ですね」
「カレーは飲み~」と聞いて思い出されるのは、池袋駅近くで数年前にオープンして注目を集めたカレー店「カレーは飲み物。」だ。運営元は、「世界一のカレーを創る。」との経営理念を掲げる企業、日本カレーライフ協会(東京都中央区)。同協会の公式サイトによると、池袋、秋葉原、御徒町、ニュー新橋ビル、甲府昭和通り(山梨)、カツカレー専門の「(揚)池袋北口」店の計6店舗がある。
Jタウンネット記者が3日、日本カレーライフ協会に電話をかけると、担当者は「とんかつは飲み物。」の運営元であると認めた。メールでの質疑応答で、「とんかつは飲み物。」と命名した理由を記者に打ち明ける。
(記者)新店舗の店名を「とんかつは飲み物。」にしようとお考えになったのは、なぜですか。
(担当者)カレーと同じように、千円以下のとんかつ定食でお腹いっぱい食べて頂きたいとの想いから、この店名しかないと考えました。
(記者)「とんかつは飲み物。」と言い切れる人は、そういないと思います。とんかつは飲み物だとお考えですか。
(担当者) もう概念ですね。イメージと言ってもいいと思いますが、表面的な捉え方ではなく、我々の食べ物やサービスの本質を捉える形式と言いましょうか、シンプルに言えば「お腹いっぱい食べてね」って気持ちです。
日本カレーライフ協会の公式サイトによると、「カレーは飲み物。」という名前の由来は、フジテレビ系列で1980年代に放送されたお笑い番組「オレたちひょうきん族」で特技の早食いを披露したタレントのウガンダ・トラさんなのだという。
「カレーライスは飲み物である。」
後世に語り継がれるウガンダさんの名言を、同協会は「カレーへの愛を表現する最高の言葉」と評価。「お客様にお腹いっぱい食べて頂きたい!」という想いで、店の看板に使ったという。