金沢の市場に並ぶ「ミミタコ」って何？

[となりのテレ金ちゃん－テレビ金沢]2017年6月19日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「ミミタコ」について調べていました。何だか不思議な名前でどんなタコなのか気になりますよね。

近江町市場（Kentaro Ohnoさん撮影、Flickrより）

実際のミミタコはどんな感じなのか、探してみると近江町市場の大口水産に並ぶ魚介類の中に並んでいました。とっても小さいタコで「ミニタコ」の間違えではないかという印象です。しかし、お店の人が手に取って広げてみると、頭に耳が付いています。耳が付いているので「ミミタコ」というそうです。

タコではなくイカ

実は、「ミミタコ」はタコでなくイカ。頭が三角でなく丸いのでタコのように見え「ミミイカ」より「ミミタコ」の方が呼びやすいのでそう名付けられたらしいです。石川ならではの言い方らしく、この時期は子持ちでとくに美味しいそうです。

さて、タコとイカの違いですが、よく言われるのはイカは足が10本、タコは8本です。しかし、足が8本のタコイカというイカもいるそうです。見分け方は、タコの吸盤はいろんなところにくっつきギザギザがある、イカの吸盤はくっつかなくギザギザがないのです。

そして、イカは脳がひとつしかないのに対し、タコは9つあります。8本の足の付け根に脳のような器官があり、各足に脳があるので、足を自在に動かすことができるのです。

水族館や魚屋さんでじっくり観察するのもよいですね。（ライター：りえ160）