鳥取県、また県名を変える(2年半ぶり2度目)
鳥取県は2014年11月~15年2月、期間限定で「蟹取県」を名乗っていたが、17年4月から「星取県」へ装いを新たにした。
「日本一美しい星空を観察できる」という県の魅力を発信するためだという。平井伸治知事は17年5月30日、とっとり・おかやま新橋館(東京都港区)で記者発表会に出席した。
ツイッターでは驚きの声が上がり、反響を呼んでいる。
鳥取市、「星の見えやすさ」の全国トップに
鳥取県はなんだ?
— のぞみ??メロフロート (@MELOFLOAT_LOVE_) 2017年5月17日
蟹鳥県って言ってみたり
星取県って言ってみたり
やりたい放題だなw
星取県って、あまりにあっさり変わったけど、本当に変わるの??公式で???
— ようしゃん (@v11j09) 2017年5月31日
ほんとだとしたら、
私、結構ショック...
平井知事は、「星取県スター大使」に任命されたタレントの篠原ともえさん、宇宙飛行士の山崎直子さん、お笑い芸人の永野さんとともに「鳥取県は『星取県』になりました」 記者発表会でトークを繰り広げた。
鳥取県のマスコットキャラクター「トリピー」はその後、ツイッターで篠原ともえさんのツイートを引用し、「ボクも星取ピーに改名しようかな・・・」とつぶやいている。
鳥取県は「星取県」に!
— トリピー@鳥取県マスコットキャラクター (@tottoripref) 2017年5月31日
とっとりおかやま新橋館で『鳥取県は「星取県」になりました』記者発表会が行われたよ☆
タレントの篠原ともえさん、宇宙飛行士の山崎直子さん、お笑い芸人の永野さんが登場!
ボクも星取ピーに改名しようかな・・・https://t.co/nKXZWHfRPJ
鳥取県の公式サイトによると、鳥取ではどの市町村にいても天の川を観測できるそうで、流星群の季節に限らず流れ星を見られやすい。環境省の「全国星空継続観察」(2013年)では、鳥取市が「星の見えやすさ」の全国トップに輝いた。冬場や梅雨時で晴れた日には、雪や雨でほこりが落ち、大気が澄んでいるので、息をのむほど美しい星空になるのだとか。
ツイッターでは、
鳥取県は星取県に改名するらしい。
— °hiromu (@___kr__l) 2017年5月31日
星取県民としてこれからもよろしくお願いします。
地元の県名が変わりすぎて何県か分かんなくなってきた笑。
— ゆみ (@yuki100forest) 2017年5月31日
星は日常的に見てたから、すごい星が見えるって言われてもよくわからなかったけど、東京きたらわかった!すっごい星見えるよ!#星取県#鳥取県
今度は星取県かー。
— 弥太郎 (@yata2) 2017年5月31日
確かに初めて大阪から鳥取に行ったときは、星の見え方が全然違っていて感動した。
改名経歴
— にしお (@hi1552ro) 2017年5月31日
鳥取県
蟹取県(2014~)
星取県(2017~)←New! https://t.co/d6OVUHd1V3
といった声が寄せられている。
「星取県」をPRするため、県内の至るところで、さまざまなイベントが開かれる。
鳥取砂丘では5~9月の新月、満月、夏の夜、ゴロンと砂に寝転がりヨガで身体を温める「クリスタルボウル&砂と波の月星ヒーリングYOGA」が開催される。「鳥取砂丘砂の美術館ナイトミュージアム」では懐中電灯を片手に館内を探検したり、星空を観察したりできるし、鳥取県立博物館や米子市児童文化センターでは天体観測会を楽しめる。103センチの反射望遠鏡プラネタリウムを備えた国内有数の天文台「鳥取市さじアストロパーク」も魅力的だ。