伝統工芸が「プラレール」と出会ったら... 美しさに息をのむ人続出
「花火」をイメージ
「江戸切子」「箱根寄木細工」「京都竹工芸」の3つは、東京ビッグサイト(東京都江東区)で6月1~4日に開催される「東京おもちゃショー2017」(一般公開は3、4日)で披露される。
制作したタカラトミーの公式ツイッターは、
\6月1日~4日開催/
— タカラトミー (@takaratomytoys) 2017年5月31日
明日から開催(一般公開は3日から)の「東京おもちゃショー」では、日本の伝統工芸職人による「アート プラレール」を展示します。普段は見れない極めて珍しい作品なのでぜひ遊びに来てください#タカラトミーおもちゃショー pic.twitter.com/QUBvwwylpG
と呼びかけている。
タカラトミーのプレスリリースによると、伝統工芸の職人たちが各作品とも「花火」のコンセプトで制作した。長年の歴史で代々受け継がれる技術、技巧、素材、色、形状が集約され、いずれも3両編成で作られている。「箱根寄木細工」「京都竹工芸」「漆塗り」は「プラレール」同様、プラスチック製の青いレールの上を電動で走ることもできる。

(左から)「箱根寄木細工」「江戸切子」「京都竹工芸」。「漆塗り」の作品は、特設サイトで詳細が決まり次第、公開される。
「江戸切子」との融合作品は、伝統工芸士の高野秀徳氏が手がけた。「花火」から「夜空」を連想し、車体の青色から夜行列車「ブルートレイン」を頭に浮かべて作ったのが......これだ。

「側面には、列車が駆け抜ける山々と、夜空に輝く星を、天面には、夜空に煌めく天の川をイメージして そこに江戸切子の代表的な紋様の麻の葉、六角篭目、八角篭目を組合せました」

「江戸切子」

石川裕貴氏が作った「箱根寄木細工」との融合作品。「花火という鮮やかな色彩のイメージから寄木の柄の色をカラフルにし模様も花火が上がった時の花開く感じを表現しました」

「箱根寄木細工」

小倉智恵美氏が作った「京都竹工芸」との融合作品。「カラフルな打ち上げ花火をイメージし、3 車両それぞれを『雪』、『月』、『花』に見立てた日本人の自然や美意識を滲ませ、菊模様を有する 3 種の編みで交色構成」

「京都竹工芸」
ツイッターでは、「プラレール」と伝統工芸の「共演」に驚きの声が寄せられている。
江戸切子欲しい。。。
— Aとれいんかんぱにー滋賀県本社 (@company_train) 2017年5月26日
プラレール欲しい。。。
ふぁっ?!伝統工芸×プラレール!!
嘘!?伝統工芸品とプラレール!?
— 照月改・つばさ提督 (@teluzukl) 2017年5月26日
プラレールが別の遊びと化してて草
— はじける (@FlankerHJ) 2017年5月30日
プラレールと伝統工芸って未知の組み合わせだなあ
— ヤンチャよしこ (@yanlittY) 2017年5月30日