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好きな塩鮭の「塩加減」 得票率では「辛口」優勢も、より多くの地域を制したのは...

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2017.05.12 06:00
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伝統の保存食「塩鮭」は、強い塩味と凝縮された鮭の旨みが特徴だ。かつては焼くと塩が表面に浮き上がるほど塩分が強かったが、近年はかつてよりも塩を少なくした品も登場し、中辛、甘口とバリエーションを増やした。

そんな塩鮭について、Jタウン研究所は「塩鮭の甘口、中辛、辛口、どれが好き?」をテーマに、都道府県別のアンケート調査を行った(総得票数683、投票期間2017年4月7日~5月9日)。はたして、その結果は――。

甘口派は関西に集中

全体では「辛口」派が39.2%を獲得してトップになり、以降は「甘口」が31.5%、「中辛」が29.3%と僅差で続いた。塩抜きをして使用することが多い食材であるためか、塩加減が予想しやすい「辛口」の人気が高かったと考えられる。

色が複数の地域は拮抗
色が複数の地域は拮抗

レシピサイトで「塩鮭」について調べてみると、塩辛さを活かした調理法や、逆に塩抜きの方法などのアドバイスが多数寄せられていた。塩辛いくらいが好き、という意見も多く、処理の仕方を変えるだけで味の強弱をつけられる「辛口」の懐の広さを感じさせた。

しかし、地域別でみていくと、「甘口」がトップとなった地域は「辛口」よりも多い。票数の多い東京で支持を集めたため「辛口」が1位となっているが、より広い範囲で親しまれているのは「甘口」のようだ。

その中でも、中部や関西を中心に「甘口」派が目立つ。特に京都、大阪、兵庫、奈良の4府県が「甘口」派だったことは、かつて年末年始の縁起物として塩鮭(新巻鮭)ではなく塩ブリが重宝されたことも何らかの影響がありそうだ。

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