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廃線から10年... 「くりはら田園鉄道」の体験施設が開業

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2017.04.24 07:32
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運転シミュレーターも楽しめる

細倉鉱山が閉山になったあとも、沿線住民の大切な足として活躍してきましたが、利用者の減少により、2007年3月31日に惜しまれつつも史に幕を閉じました。

そんな、地元や全国の人達から愛された「くりでん」を後世に残そうと、栗原市は若柳駅周辺の公園整備に着手します。

「くりでん芝生広場」や「くりでんアトラクションゾーン(旧若柳駅)」では気動車乗車体験や、レールバイク乗車体験ができます。そして、17年4月1日には「くりはら田園鉄道 くりでんミュージアム」が、見て触れて体験できる施設として新たにオープンしました。

創業当時の大正から、昭和までの建築技法を伝える貴重な遺構である「くりでん車両基地の車庫」などで構成されています。

建物の内部は営業当時の状態で保存してあり、車両(KD10形)・工作機械・修繕道具などの実物を展示してあります。また資料館では「くりでん」の一日や、歴史・企画展示コーナーなどがあり、「くりでん」をより深く知ることが出来ます。

このミュージアムで大人気なのが「運転シミュレーター」(1回500円)です。映像がリアルで当時の「くりでん」を運転している感覚を味わえるとのことでした。

「くりでんジオラマ」は全線25.7kmの沿線の街並みを巨大ジオラマで再現してあります。全長16m・縮尺150分の1で、栗原の春夏秋冬が表現されており、昭和40年代をベースとして色々な時代を混在させたジオラマです。このジオラマには、よく見ると栗原市出身者のアノ人風の人形がいるので、探してみるのも楽しいですね。

「くりはら田園鉄道 くりでんミュージアム」は、入場料(高校生以上)500円・小中学生300円。営業時間は10:00~17:00、定休日は火曜日となっております。(ライター:佐藤憲子)

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