「サラダホープ確かに無い!」 言われて気付く「新潟限定品」に県民ショック
アンテナショップに行ってみると...
亀田製菓・サラダホープって確かに無かったよなぁ...(新潟県民感)>ZIP
— たかぴろ@守備酷、野手を全部大和にしよう (@takapiro_qma) 2017年4月10日
東京になくて驚いたもの、新潟県民はサラダホープ。と、ZIPで。私も上京したての頃思った!
— りか (@R_ysmt) 2017年4月10日
東京に無くて驚いたモノ 新潟編
— なえ24 (@0906Sending) 2017年4月10日
サラダホープは1度は探すよね#ZIP
亀田製菓のサラダホープは、お米を原材料にした新潟らしいおかしだ。
今回は表参道にある新潟県のアンテナショップ「ネスパス」で購入した。
入口の前の棚に並べられており、新潟県ゆかりの品を扱う店内でも扱いが良い印象だった。
「一番ベーシックなのはこちらの味ですよ」と店員さんからのアドバイスに従い、2種類を購入した。パッケージに光る「新潟限定」の4文字がどことなく頼もしい。
どちらもサクサクした食感が楽しく、飽きの来ない味わいだ。
では、新潟県民と思しき人々が口々に「確かに東京にない」とこぼしたこの品はなぜ、ほぼ新潟限定の品となったのだろうか。
その答えは新潟市公式観光情報サイト「ウェルカム トゥ ニイガタ シティ」に記されていた。
同サイトの「新潟ご当地グルメ特集」によると、亀田製菓が新潟県で起業した後、サラダホープは全国販売を視野に1961年に誕生した。
しかし、売れ行きの多さに生産が追い付かず、とりあえずは地元、新潟向けに絞って生産を続けたが、全国販売再開が可能となった翌年には、すでに他地方では類似商品が出回っていた。そうした経緯もあり、「ほぼ」新潟限定の商品となってしまったという。
また、新潟限定のおかしといえば、以前にもJタウンネットで取り上げた「もも太郎」もそうだ。
桃味を予想させる名称にも関わらず、実際はいちご味で、りんご果汁が入っているという一風変わった品で、こちらも新潟県民の間では高い人気を誇っている。(参照:りんごから作られる、いちご味のアイス、その名も「もも太郎」...新潟県民の夏の友、そのややこしすぎる名前の由来に迫る)
地元を離れないと分からない、一見すると全国流通していそうな限定品、他の地域にも大量に眠っていそうだ。
余談だが、ネスパスには米菓子やお米そのものを始め、米粉や甘酒などの米を使った製品が数多く並んでいた。中にはチョコレートとアーモンドを混ぜて焼き上げた「柿の種クッキー」なるものも......。
こちらは別の機会に紹介したい。