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「サラダホープ確かに無い!」 言われて気付く「新潟限定品」に県民ショック

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.04.22 11:00
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アンテナショップに行ってみると...

亀田製菓のサラダホープは、お米を原材料にした新潟らしいおかしだ。

今回は表参道にある新潟県のアンテナショップ「ネスパス」で購入した。

入口の前の棚に並べられており、新潟県ゆかりの品を扱う店内でも扱いが良い印象だった。

「一番ベーシックなのはこちらの味ですよ」と店員さんからのアドバイスに従い、2種類を購入した。パッケージに光る「新潟限定」の4文字がどことなく頼もしい。

どちらもサクサクした食感が楽しく、飽きの来ない味わいだ。

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では、新潟県民と思しき人々が口々に「確かに東京にない」とこぼしたこの品はなぜ、ほぼ新潟限定の品となったのだろうか。

その答えは新潟市公式観光情報サイト「ウェルカム トゥ ニイガタ シティ」に記されていた。

同サイトの「新潟ご当地グルメ特集」によると、亀田製菓が新潟県で起業した後、サラダホープは全国販売を視野に1961年に誕生した。

しかし、売れ行きの多さに生産が追い付かず、とりあえずは地元、新潟向けに絞って生産を続けたが、全国販売再開が可能となった翌年には、すでに他地方では類似商品が出回っていた。そうした経緯もあり、「ほぼ」新潟限定の商品となってしまったという。

また、新潟限定のおかしといえば、以前にもJタウンネットで取り上げた「もも太郎」もそうだ。

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桃味を予想させる名称にも関わらず、実際はいちご味で、りんご果汁が入っているという一風変わった品で、こちらも新潟県民の間では高い人気を誇っている。(参照:りんごから作られる、いちご味のアイス、その名も「もも太郎」...新潟県民の夏の友、そのややこしすぎる名前の由来に迫る

地元を離れないと分からない、一見すると全国流通していそうな限定品、他の地域にも大量に眠っていそうだ。

余談だが、ネスパスには米菓子やお米そのものを始め、米粉や甘酒などの米を使った製品が数多く並んでいた。中にはチョコレートとアーモンドを混ぜて焼き上げた「柿の種クッキー」なるものも......。

こちらは別の機会に紹介したい。

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