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「焼肉のたれ」「クロレッツ」「キムチの素」... 世田谷で見つけたカオスな自販機

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.04.21 17:00
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東京都世田谷区にソフトドリンクと調味料、そしてお菓子が、ごちゃまぜになって売られている自動販売機がある――。

ツイッターでそんな情報をつかんだJタウンネット記者は2017年4月20日、現場へ向かった。

「焼肉のたれ」
「すっぽん(栄養ドリンク)」
「クロレッツ(ガム)」
「キムチの素」
「かつおみりん」

その自動販売機にあったのは、どれもこれも自動販売機にあるとは思えない商品ばかりだった。

クロレッツを購入した時、事件が起きた

問題の自販機は、京王線笹塚駅から歩いて3分程度の閑静な住宅街で見つかった。

Jタウンネット編集部撮影(以下、同)

Jタウンネット編集部撮影(以下、同)

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「焼肉のたれ」は210円、「すっぽん」は100円、「クロレッツ」は700円、「キムチの素」は250円、ふりかけの「かつおみりん」は280円。他にも「基本のトマトソース(200円)」「そばつゆ(200円)」などがある。

記者はあれこれ悩んだ上で、「焼肉のたれ」と「クロレッツ」を購入することにした。

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「まさか本当に買えるとは......」
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(じゃじゃーん!!!)
(あれ???)
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「売り切れた――――!!!」

会社からここまで、電車を乗り継ぐこと30分(全然遠くない)。どこかで道草を食っていたら買えなかったかもしれない。なんという偶然だろうか。神様、ありがとう。

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ふと下を見てみると、自販機の手前に、珍しいものを発見した。たんぽぽの間で、何かがきらりと光っている――。

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数字の「100」。やわらかいフォントからして、自販機で使われていた値札と考えられる。かつてはこの風変わりな面々の一角を占めていたのに、スタメン落ちしてしまったのか、それとも......。

いつからこの自販機はここにあるのか

この自販機は4月19日、近辺を仕事でよく通りかかるというツイッターユーザーの水金汞(みずかね・りょう)さんが、「ツッコミが追いつかなくなってる」と紹介した所から、大きな話題を呼んだ。かくいう記者も、このツイートを見て、「ぜひ実際に買ってみたい!」と現地を訪れた次第だ。

編集部に戻ってから、改めて水金さんに話を聞いてみた。すると、2月20日の時点では、記者が訪れた際とはまた違った布陣だったと教えてくれた。

水金汞#鳥オフ@池袋4/29企画中‏(@quecksilber_)さん撮影(以下、同)

水金汞#鳥オフ@池袋4/29企画中‏ (@quecksilber_)さん撮影(以下、同)

季節は、冬の真っ盛り。中段と下段には「あったか~い」の商品が並び、「すっぽん」も「クロレッツ」も「キムチの素」も「かつおみりん」もなかったのだ。むしろ「焼肉のたれ」と「そばつゆ」が異彩を放っているように見える。

水金さんは3月29日には、商品入れ替えの現場にも遭遇した。ただ、これには笑わずにいられなかったという。

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「焼肉のタレとそばつゆの続投に爆笑しました。先日見てみたら抜けた場所にさらにパンチの効いたものが入っていて笑いました」

ツイッターでは他にも、この自販機の写真を掲載したツイートがみられる。

遅くとも16年の年末には「焼肉のたれ」が並んでいた。ツイッターでの目撃情報を総合すると、これは間違いなさそうだ。

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