「けもフレ」の観覧車のモデルは滋賀県にあった?! 最終回を機に「特定」盛り上がり
2017年1月からスタートし、低予算感を漂わせながらも、魅力的なキャラクターと演出で多くの視聴者を得た「けものフレンズ」が、3月29日、最終回を迎えた。まだ見られていないフレンズのために内容の細かな解説は省くが、とても素晴らしい最終回だった。
ツイッターでは多くの人がその余韻に浸り、感想を語っているが、考察が盛んに行われていた作品なだけあり、複数の話で登場し、最終回でも登場した観覧車が話題になっている。放送後、すぐさまモデル元と思しきものが特定されたのだ。
ベトナムに巡礼するフレンズ
モデルとなったのでは?とささやかれているのが、滋賀県にかつて存在した観覧車「イーゴス108」だ。
びわ湖のそばに存在した遊園地「びわ湖タワー」の目玉であり、前の通り、高さは108メートル。92年の完成時、日本一の高さを誇っていた。
「びわ湖タワー」の閉園後もメンテナンスが続けられていたが、13年に解体され、現在はベトナムのリゾート地で運用されている。
そんな「イーゴス108」の特徴的な形のゴンドラとその数、全体の構造や支柱の色の一致から、最終回の観覧車のモデルではないか、と考察班が推測したのだ。
ジャパリパークの観覧車のモデルとなったと思われる観覧車「イーゴス108」についてまとめました。すごーい! #けものフレンズ #けものフレンズ考察班 pic.twitter.com/CUxv59N718
— 今井三太郎? (@imai_san) 2017年3月28日
この情報が広まると、かつて「イーゴス108」に親しんだ人々が、
イーゴスめっちゃ近所やったのになぁ~
— 兎症候群 (@syndromeP_evo) 2017年3月29日
東洋一の高さの観覧車とかゆーてじいちゃん世代は崇めてた観覧車
今はベトナムで組み直されたらしいから現地の子供たちに愛されてるとええんやけど
イーゴス108か、懐かしい。びわ湖タワーはいつ行っても人が多かったイメージがあるけど、あっけなく無くなっちゃったもんなぁ。この画像は解体直前の2013年に撮影したイーゴス108。何度か乗ったことがあるけど、本当に眺めが良かったんだ。 >RT pic.twitter.com/bJbAcjCuwM
— みきちゃ(トラ泊提督兼クラフター) (@mikitya86) 2017年3月29日
イーゴスって滋賀にあったやつやんけ!!
— マッティー (@dragonmatty) 2017年3月29日
など、思い出を投稿した。もし実際にモデルだったとしたら、聖地巡礼のためにベトナムまで行く必要性が生まれてしまう。しかし、現在の設置場所はリゾート地のテーマパークであるため、退屈することは無さそうだ。
ちなみに、「イーゴス108」付近には「ピエリ守山」がある。その中には「めっちゃさわれる動物園」という施設があるのだが、そこには作中にも登場したサーバル、ライオン、ハシビロコウと会うことができる。ちょっとしたジャパリパークだ。
また、2012年の京都新聞(Web版)の記事によると、「イーゴス108」の名前の由来は「すごーい」をひっくり返したものであるという。サーバルの口癖がここから来た可能性は充分あるだろう。