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大阪の珍名店「ウンコちゃんの家具屋さん」...波乱万丈の歩みを社長さんに聞いた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.03.20 11:00
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届いたトラック満載の仏壇に頭を抱えたことも

アウトレット品を仕入れる関係から、到着するまで何が来るのか分からないことがあり、以前にはトラック満載の健康器具、卓球台、200個の仏壇など、通常の家具屋では持て余す品が届いたこともあるのだという。

この時のことについて、

「どれも悩みましたが、仏壇には特に頭を抱えました。しかし、思い切って9900円で売り出したところ、大阪付近の中国人の方がどんどん買ってくれました。あちらの文化では、仏壇は1人につき1つ持つのが普通らしくて、3、4個買われる方もいました」

と語った。大町さん曰く、経営や接客を通して経験した印象深い思い出はそれこそ数えきれないほどあるという。

また、会社を叔父から継いで4年目を迎え、自分なりの「ウンコちゃん」を考えた時、更にお店の幅を広げようと考え、カジュアルで見た目の良い家具の取り扱いも始めたという。

また、16年からはデザインから生産までを手掛けたオリジナルブランド「UNZ」を始めた。

「最初は『ウンズ』と呼んでいたんですけど、女性陣から『あまりにも直球過ぎる』とツッコミが入ったため、3日間悩んだ末、綴りはそのままで『アンズ』に読み方を変えました」

ビンテージブームが来ている家具業界に一石を投じられたら、とUNZにかける意気込みを語った。ちなみに、UNZはイタリア語で1を意味する「Un」と、アルファベットの最後の文字「Z」を組み合わせて、「最初から最後まで」という意味を込めているという。

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