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沖縄に移住しよう! そう決めた時に便利な4つのサイト

河原 良成

河原 良成

2017.03.19 21:00
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筆者が沖縄に移住したのが2014年。アパートはネットで調べて、物件を視察することなく、契約しました。

自分で物件を下見できるのが一番ですが、時間的に余裕がない方はネットが情報収集の唯一の手段。Googleマップのストリートビューなどである程度周囲の様子は分かりますが、さすがに「匂い」は分かりませんね。

我が家の窓から見える風景
我が家の窓から見える風景

筆者の住むうるま市には、養豚、養牛場が結構あって、風向きによってはかなり臭う地域もあります。私の場合、現地に友人がいたので、実際に物件を見に行ってもらい、彼が「結構、いいとこだよ、あそこは!」と感想を述べてくれたので安心して引っ越しできました。

そこで今回は、沖縄移住にあたって知っておくと役立つウェブサイトを、筆者の経験をまじえてご紹介します。

不用品取引は「ヤフオク」を使わずに...

不動産賃貸のサイトはたくさんありますが、住んでしばらくして沖縄の地元の人に教えてもらって、「え、こんな不動産サイトがあったの?」というものをここにご紹介します。その名も「うちなーらいふ」。

「うちなーらいふ」をアメリカ人に伝えると(沖縄にはアメリカ人が多い)、"What? China Life?"(えっ、チャイナライフ?)と聞き返されるかもしれません。しかし、「うちなー」というのは「チャイナ」のことではなく、沖縄本島のことをさす方言。

このサイトの強みは情報量の多さと便利な検索機能です。筆者は最初の一年間アパートに住んだ後、この「うちなーらいふ」で見つけた太平洋オーシャンビューの一戸建ての借家に引っ越しました。新築、3LDKで家賃は65,000円、とても良い物件です。

「うちなーらいふ」
「うちなーらいふ」

しかし自分のマリーンショップが本島反対側の東シナ海側にあり、通うのに一時間弱かかるので、来年また「うちなーらいふ」で東シナ海側の物件を探して引っ越す予定。上の娘も来年は小学校なので、今度は彼女が6年間通える良い小学校を考慮して探さねばなりません。

4年前に移住した際のアパート選びで大切だった点の一つは、家の近くに子供たちを遊ばせられる公園があるかどうかでした。公園の場所を探す点で役立ったサイトは以下の「ごーやーどっとネット」。「ごーやー」とは沖縄の方言で「にがうり」のこと。沖縄を代表する野菜でもありますね。

ごーやーどっとネット
ごーやーどっとネット

移住したころ、上の娘は3歳、下の娘が1歳。妻は家に引き込もらず、ほぼ毎日娘たちを連れていろんな公園で遊ばせました。こちらのサイトがどれほど役だったことか...。

筆者が沖縄の地元の人と話して感じるのは、あまり不用品のやり取りに「ヤフオク」は利用されていないということ。なんといっても、送料がかかりますからね。むしろ、「沖縄宝島」で情報交換して、直に商品を渡します。

「沖縄宝島」
「沖縄宝島」

こちらは個人売買のサイトで、かなり多くの人が利用します。私も一度、使い古した60cmの水槽セットを千円で出品しましたら、数時間のうちに電話が何本もなり、あっという間に買い手を見つけることができました。沖縄でネットをガンガン使う人で「宝島」を知らない人はあまりいないでしょう。

"I love bookoo.com" なにそれ?

この「宝島」の英語版とも言えるサービスがあります。といっても「宝島」とは関係ありません。世界中にあるアメリカ軍基地の人たちが利用している個人売買サイト、OKINAWA BOOKOOです。

「OKINAWA BOOKOO」
「OKINAWA BOOKOO」

日本では沖縄の他に、山口県岩国市、青森県三沢市の基地の方々も利用しています、もしかしてそれらの地域の読者にはなじみがあるかもしれません、"I love bookoo.com"というステッカー。

上記のサイト使用料は無料、しかし出品の際に画像を掲載できないなどの制限があり、有料会員になると無制限になるというシステム。そして有料会員の特典を無料で得る方法が、このステッカーを車に貼ること。半年に一回、自分の車に貼っている証拠の画像を送る必要があり、それをする限りずっと有料会員の特典を利用できるのです、筆者も実は貼ってます。

「I love bookoo.com」のステッカー
「I love bookoo.com」のステッカー

もちろん、在沖縄米軍の方がメインユーザーなので、英語ができないと売買は困難。逆に英語ができれば、アメリカでしか購入できないいろんな掘り出し物を見つけることができます。

ということで、今回は沖縄の生活で非常に役立つサイトを4つほど紹介させていただきました。是非沖縄移住の際にはご利用されることをお勧めいたします。

河原良成

今回の筆者:河原良成

世界数か国で生活した後に、40代で二児の父親となる。子育てのため沖縄に移住。現在、好きを仕事にするため、マリーン事業「沖縄サーフガイド」を営んでいる。
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