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阪神大震災に耐えた「三宮ターミナルビル」、来春ついに閉館へ...「神戸の看板がなくなるような」

松葉 純一

松葉 純一

2017.03.09 17:00
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三宮ターミナルビル(663highlandさん撮影、Wikimedia Commonsより)
三宮ターミナルビル(663highlandさん撮影、Wikimedia Commonsより)

2017年3月6日、三宮ターミナルビルの閉館が、JR西日本のプレスリリースで発表された。

三宮ターミナルビルは1981年3月に開業した。1995年1月に発生した阪神・淡路大震災では被害を受けたが、復旧工事と補強工事を行い、営業を継続してきた。主なテナントは、客室数約190室のターミナルホテルと商業施設「三宮オーパ」。

耐震改修促進法の改正に伴い、耐震診断を行ったところ、耐震性能が不足していることが判明し、営業継続ができなくなったと説明している。閉館予定は2018年3月末。

「わぁ...そうなんや...さびし」

ツイッターに多くの声が寄せられている。

「ついになくなるのか。神戸に住んでたときは新しかったなあ」「懐かしい建物の一つである」「わぁ...そうなんや...さびし」「残念、ここのホテルよかったんだがな...」などという惜別のツイートが多い。

阪神・淡路大震災当時の状況を思い起こす人もいる。周囲のビル街がバタバタと倒れる中で、ここ三宮ターミナルビルはその姿を保っていたのだ。復旧工事と補強工事は必要だったが......。

新しいビルの概要や開業時期は現在のところ未定。神戸市が進めている三宮地区の再開発構想や長期ビジョンに連動して、大規模な計画が進行中......、と期待する人も多い。

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