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ついに東京上陸の「だしの自販機」、その背景にはメーカーの深い「だし愛」があった

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.02.17 11:00
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中国地方を中心に目撃され、ツイッターなどでも度々話題になっていた「だし自販機」が、2017年2月8日、ついに東京に上陸した。

都内4か所に同時オープンしたのだが、その内1台はJタウンネット編集部のご近所に設置されていた。設置当日に早速ゲットし、だしを自販機で売るという独創的なアイデアについて、製造元の「二反田醤油」に電話取材を行った。

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遠くからも分かる存在感

自販機が突如出現したのは、千代田区のビル街の真ん中。「だし醤油」の文字とトビウオの絵があしらわれていて、並んでいるのは「だし」オンリーと、かなりの存在感がある。

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下部には「Do not drink. This is a vending machine of dashi」と、日本語が読めない人向けにも注意書きがあった。焼きあごや昆布が入っているのが見えるため、ふたを開けて一気飲みする人は居ないだろうが、心配りが行き届いている。

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もちろん使い方も書かれている。薄めるだけでうどんだしになる。

もちろん使い方も書かれている。薄めるだけでうどんだしになる。

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このだし自販機の経緯について、二反田醤油に電話取材を申し込んだところ、同社のだし醤油に対する熱意が伝わる回答があった。

まず、だしの美味しさをPRするために、二反田醤油が2006年に直営のうどん屋を開店。

その半年後、店頭にだし自販機を設置したのが始まりだという。

その後、もっと近所で気軽に買いたいという声もあり、自販機を更に設置することを決めたのだという。その時三井のリパークが目に入ったため、話し合いを重ねた結果、各地の駐車場のスペースを使用する形で徐々に広がっていった。

自社製品を使ったうどん屋を作り、自販機販売のアイデアを実行し、遠く離れた東京にも展開したことから、だし醤油への愛の深さは疑いようもない。

今後も他の地域への自販機設置を予定しているという。

だしは広島県江田島の工場で一括生産しているため、全国どの自販機でも同じ味が楽しめる。

購入して早速味わってみたところ、漬けこまれている焼きあご、宗田節、昆布の旨味が溶け込んでいて非常に美味だ。公式サイトにも書かれているが、卵かけごはんに使うとかなりマッチするだろう。冷奴や納豆にもばっちりだろう。

おすすめの使い方について尋ねたところ、

「醤油代わりに使っても美味しい」

とのこと。

醤油の代わりとしても使えるため、おでん、みそ汁、すき焼きなどの鍋物に加え、チャーハンや炊き込みご飯に使うとだしの旨味がプラスされて美味しくなるという。

さかなはオーブンで焼いてふりかけに出来る

さかなはオーブンで焼いてふりかけに出来る

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