廃線の線路をトロッコで走ろう! 石川・奥のとトロッコ鉄道が楽しそう
一生トロッコに乗り放題!?
電話で答えてくれたのは、奥のとトロッコ鉄道の運営者である、宗玄酒造株式会社の徳力暁社長だった。
「2005年廃線となったのと鉄道能登線の一部を買い取り、そのうち約300メートルを復活させ、足こぎトロッコを動かせるようにして開業したのが、2013年です」と徳力社長。「恋路駅から宗玄トンネルまでの区間を往復するルートです」。
「トロッコは自転車と同じように足でこぐスタイルで、8人乗り、家族や友人同士で乗っていただけます。保育園のお子さんでもこげますよ」。現在は冬季休業中だが、3月18日からシーズンスタートとなる。4月には桜も咲き、眼下に広がる恋路海岸を眺めながら、爽快な乗り心地が楽しめるとのこと。
このトロッコのユニークな点は、「のトロファンクラブ」というオーナー制度を設けていることだ。「オーナーになると、一生トロッコに乗り放題です」と徳力社長。一生、無料で乗れるのは、嬉しいかもしれない(1口10800 円。オーナー以外は、大人1回500円)。
折り返し地点のトンネルの中は、1年をとおして、気温約12度。日本酒の貯蔵蔵になっている。こちらの貯蔵蔵もオーナー制度を設けている。
ツイッターにはこんな声も寄せられている。
奥のとトロッコ鉄道。(元のと鉄道能登線)景色結構きれいだった。廃線になる前に乗りたかった。 pic.twitter.com/UxQVRio6l7
— アカウント変えます (@miityankonabe) 2016年8月16日
線路に立っていますが廃線です (@ 奥のとトロッコ鉄道 恋路駅 in 能登町, 石川県) https://t.co/zLvFEpPjuI pic.twitter.com/P1cP4PK77I
— なっかー (@nkhr415) 2016年10月21日