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別府「湯~園地」CF、5日間で早くも360万円達成!

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.02.15 21:00
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全国有数の温泉地として知られる大分県別府市が2017年2月10日、遊べる温泉都市構想「湯~園地(ゆ~えんち)」の実現に向けてクラウドファンディング「どうせやるならやりすぎたい!温泉×遊園地=前代未聞の"湯~園地"を別府に実現!!」を開始した。

「湯~園地」イメージ
「湯~園地」イメージ

別府市は2016年11月21日、温泉と遊園地を融合させたアミューズメント施設「湯~園地」の構想動画を公開。長野恭紘市長は、

「在任期間中に当該ムービーの再生回数が100万を達成した場合、別府市内において"遊べる温泉"『湯~園地(SPAMUSEMENT)』を実際に開設する」

と公約を掲げた。動画はわずか73時間で再生回数100万回を達成。ネット上でも「絶対行きたい!」と期待が高まり、実現に注目が集まっていた。

それから約2か月、ついにクラウドファンディングでの資金調達を開始。実現には税金を一切使わないとしているため、1000万円を目標としている。さらに、動画内に登場する乗り物を再現するほか、追加アトラクションやコンテンツ、豪華ゲストの招待など来園者に楽しんでもらうために贅を尽くすべく、最終的には1億円の資金獲得を目指しているという。

市長「やってしまった感」

再生回数100万回を突破した翌11月25日、長野市長はニュースリリースでコメントを発表。「反響の大きさに驚いており、やってしまった感でいっぱいでございます」と苦笑いながら、約90年の歴史を持つ同市の遊園地「ラクテンチ」を舞台に「必ず」オープンすると宣言した。「べっぷ火の海まつり」に合わせ、2017年7月29、30、31日の3日間の開催を予定している。

市内各地で営業を終了した温泉施設から未使用の排湯を集め、プールエリアに温泉を入れて大浴場にしたり、温泉に浸かりながらアトラクションで遊べたりと、誰も体験した事のないアミューズメント施設になる構想だ。

「湯~園地」イメージ
「湯~園地」イメージ

プロジェクト支援者には返礼品が用意されており、タオル型入園券(8000円)、一番風呂で"湯~越感"に浸れる「湯~が一番!」(50万円)など、湯~園地計画を支援することで入園する権利が手に入る。当日来園できない支援者には、市営温泉の年パス「名湯市民権」(30万円)、別府温泉の湯を届ける「どこでも別府温泉」(150万円)、湯~園地を丸1日貸し切りにできる限定1名の権利「only湯~園地」(1億円)もある。企業向けには「打ち上げ温泉権(花火です)」(100万円)があり、花火打ち上げ1分間と特別観覧席などが用意される。また30万円以上のリターンを購入した支援者は、長野市長とサシで飲めるという特典まで用意されている。

湯~園地には計画に賛同し支援したパトロンのみが入園できるとのことなので、やはり一番人気は入園券。会場のキャパシティーの関係から、各日限定3000名と限られているので、興味のある方は入園券付きのコースを要チェック。気持ちだけでも...という方には、手厚い御礼のメールが届く3000円から支援できるコースもある。

2月15日現在、すでに320人から360万円以上の支援が集まっている。ツイッターでも、以前にも増して実現への期待が高まっているようだ。

活動報告などは、今後も順次ホームページで発表されるとのこと。

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