あの「DA.YO.NE」ローカル版が、多くのスターを輩出していた!
北海道版は「ミスター」鈴井貴之さんが担当
各地のローカルタレントを起用した「DA.YO.NE」の地方版。もっとも有名なのは、今田耕司さんと東野幸治さん、武内由紀子さんが歌う、関西版の「SO.YA.NA(そやな)」だ。とはいえ、発売された1995年には、すでにWコウジは「ダウンタウンのごっつええ感じ」に出演しているので、「後の有名タレント」と言うのは難しい。
その点でいえば、福岡版の「SO.TA.I(そーたい)」は、博多華丸さん(当時の芸名は、鶴屋華丸)と、おたこぷーさんの芸人コンビに加え、女優の板谷由夏さんも参加しているのが注目ポイントだ。当時モデルだった板谷さんは、この曲の4年後に女優デビュー。いまでは「できる女」風の役柄が多いが、SO.TA.Iでは福岡なまりのラップを披露している。
北海道版の「DA.BE.SA」では、「水曜どうでしょう」スタート前年の鈴井貴之さんが熱唱している。紅一点の伊藤亜由美さんは鈴井夫人でもあり、現在は大泉洋さんらを擁する芸能事務所「CREATIVE OFFICE CUE」の社長(会長は貴之さん)を務めている。
東北版「DA.CHA.NE(だっちゃね)」の熊谷麻衣子さんは当時、岩手めんこいテレビのアナウンサーだった。2003年にフリーとなり、09年には「サンドウィッチマン」の伊達みきおさんと結婚している。
一方で、現況が全くつかめない歌手もいる。たとえば広島版「HO.JA.NE」の女性パートは、「YU-KA MIURA」なる人物が担当しているのだが、漢字表記も含めて、調べても手掛かりがなかった。