伝統の仙台雑煮、「焼きハゼ」出汁を食べたことありますか?
2017.01.01 07:03
[OH!バンデス - 宮城テレビ] 2016年12月23日放送の「なんでやねん」のコーナーで、宮城県の雑煮について放送していました。
街頭アンケートでは、鶏肉を出汁にする家庭がほとんどでしたが、焼きハゼを出汁に使う伝統の仙台雑煮を知っている人も多くいました。
ハゼは漁獲量が減り高級になってしまったことから、今では作る人が少なくなっているということです。
宮城の雑煮の出汁は実は種類が多い!
郷土料理の伝承活動を行う「みやぎの食を伝える会」によると、昔から宮城県の雑煮は、普段質素なものを食べている分正月だけは豪華な地場の食材を使っていたということです。
また野菜の千切りを「引き菜」と呼び、正月前に準備して凍らせておくのも特徴の一つだということです。
昔は地域によって雑煮の出汁に様々な食材が使われ、海沿いの地域ではアワビやタコ、川沿いの地域ではアユなども使われてきたということです。
私は焼きハゼの雑煮は食べたことがありませんが、あっさりとした味わいの出汁だそうです。アワビ出汁の雑煮も一度は食べてみたいです。(ライター:宮城ちりく)