今川焼き? 大判焼き? 同じ県の中でも呼び方は混在
2016.09.25 07:29
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2016年9月13日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、今川焼きの呼び名について話題となっていました。
卵と砂糖、小麦粉でできた生地に小倉餡が入った今川焼き。冷凍食品では「今川焼き」の表示がほとんどですが、石川県では別の呼び名も存在するようです。
地域によってバラバラ
県外出身者なども含めて街で質問してみると「今川焼き」の他に「大判焼き」「回転焼き」「御座候」「太鼓焼き」「自慢焼き」「どりこの焼き」など様々な回答が返ってきました。
県内でも「今川焼き」と看板を出しているお店、「大判焼き」のお店がありと呼び名が違っていました。
違いを聞いてみると皮が厚いのが大判焼き、皮が薄いのが今川焼きというお店があったり、大判小判の形をしているから大判焼きなのでは、という答えがあったり様々です。
今川焼きの冷凍食品を販売している「ニチレイフーズ」のよると、今川焼きの発祥は、東京のJR神田駅近くにある「今川」という地名が由来だそうで、一方の大判焼きは、愛媛県松山市の「松山丸三」というお店が、焼く機械のサイズを大きく改良し「大判焼き」を作ったところ、名前の響きもよくヒットしたことから広まっていたそうです。
ちなみに石川、富山、新潟は「大判焼き」という人が多く、福井ではほぼ「今川焼き」というそうです。
その他にもこれほど呼び名の違う食べ物はないというほど違う呼び名が混在していますが、それでも皆に愛される味ですよね。(ライター:りえ160)