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水不足に悩む香川県民、それでもうどんをゆで続ける

松葉 純一

松葉 純一

2016.09.04 17:00
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うどんをゆでる水は惜しみなく使う?

讃岐うどん。写真はイメージです(Norio NAKAYAMAさん撮影、Flickrより)
sanuki-udon ichifuku 讃岐うどん一福

この夏、ツイッターに寄せられた香川県民「あるある」を見てみよう。

「でもうどんをゆでる水は惜しみなく使うんですよ」「徳島は夏に水不足になり、その隣でうどんを茹でる水不足香川」など......。『水不足で悩んでるのにうどんを茹でることを選んだ県』と言い切る俺に、『へ....へえ....』と絶句する他県民、といった具合だ。

夏は水不足になるのがあたりまえで、それでも水を惜しみなく使ってうどんを茹でるのが香川県民の常識といった構図である。

他県民からの忠告にも、「うるせぇ!それとこれは別だろ」「馬鹿野郎か我慢するのはトイレとシャワーじゃろうがうどんに休憩はないんやド素人が」と逆切れするのが香川県民、らしい。

第2次世界大戦当時、砂漠でパスタ茹でていて壊滅したという逸話が残る(真相は不明)イタリア軍と比較される香川県民。「やっぱ食い物には抗えないんだな」と納得するしかない。雨が降ろうが、水不足で制限となろうが、うどんは茹でるのが香川県民だ。

香川の夏は貯水率との戦いだと分かっていても、「うどんの水は水不足とは無関係だと思ってるところがある」のが香川県民。

つまり今年に限った話ではない、いつどんなときも、うどんは茹でるのだ。

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