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Jタウンネット、実は3周年! でも誰も取材に来ないので、自分たちで編集長インタビューしました

竹内 翔

竹内 翔

2016.07.30 11:00
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J-CASTニュースが、2016年7月26日で10周年を迎えた。運営元であるジェイ・キャストはお祝いムードで、特設サイトだ、飲み会だ、記念グッズだと盛り上がっている。

だが、読者の皆さん、あと社内の皆さん。何か忘れていないだろうか。

そう、同じくジェイ・キャストが作っている我らが「Jタウンネット」も、この7月で3周年だったのである!

にもかかわらず、10周年企画に忙しい社内では、完全に忘れ去られていたのだ。内輪ですらそうなのだから、外からは言わずもがな。

「僕らだってがんばってるのに!」――とわめくT編集長。悔しいので、J-CASTの公式キャラクター「カス丸」を利用して、「3周年記念インタビュー」を自分たちでやっちゃうことにした。

T編集長(右)のインタビュー、カス丸(左)がお届けいたします

T編集長(右)のインタビュー、カス丸(左)がお届けいたします

書き手は、現役大学生から80代まで

カス丸 というわけで、カス丸がT編集長インタビューをお届けするじぇい。

T編集長 よろしくお願いします。

カス丸 そうそう、いまJ-CASTニュースは10周年企画として、「#カス丸仕事しろ」を実施中! 「仕事」の依頼待ってるきゃすぅ。あと、ゆるキャラグランプリにも参戦してるから、こちらも応援よろしくお願いいたしきゃすぅ!

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T編集長 あのー、そろそろ本題に......。

カス丸 おっと失礼。というわけで、そもそもJタウンネットってどんなサイトなのか、説明してほしいじぇい。

T編集長 じゃあまず概要から。2013年7月創設で、現在編集部は僕を含めて6人。うち3人が20代です。それもあって、J-CASTニュースよりはもう少し若い、20~40代くらいの読者が多いですね。ちょっとした面白ネタから、読者投票や投稿を元にした企画、またさまざまなスポットの現地ルポ、編集部による体当たりモノ、姉妹サイトの「トイダス」も使ったクイズや診断、あとは真面目に取材した長編記事まで、とにかくいろいろやってます。

カス丸 ふーん、なんでもありじゃん。コンセプトとかあるの?

T編集長 一応、「街角(=タウン)で起こっていること・話題になっていること」を取り上げる、街ダネというのが基本路線ですけど、面白そうなこと、読者が好奇心を持つことならなんでもありです。書き手も、現役大学生もいれば、80代の「ぶらいおん」さんもいて、バラエティー豊かですし。

カス丸 ふむふむ......で、ぶっちゃけ読者はどんくらい?

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T編集長 いきなりゲスい。えーと、ページビュー(PV)は1カ月で800万弱ってところです。とりあえず1000万PVを目指して、地道に地道にやってます。......ところで、さっきからカス丸ばっか写ってる気がするんだけど、僕ちゃんと見えてるよね?

マツコ・デラックスさんにがっかりされ

カス丸 大丈夫大丈夫。じゃあ、ここまでのサイトの歩みを振り返って――といっても、T編集長は2代目なんだっけ。

T編集長 僕は2014年2月からですね。なので立ち上げ当初のことは又聞きですが......。創設したときは、ユーザー投稿を主体に、ハイパーローカルな地域情報が集まるポータル的なサイトを目指していたんです。その後、「ご当地ネタ」路線にシフトして。ちょうどまさにブームだった、ゆるキャラやB級グルメなんかのネタが主力になりました。

カス丸 「秘密のケンミンSHOW」的な。そんで、このころ初代編集長が、他社に引き抜かれたと。

T編集長 そうゆうのやめようよ! ......んで、この直後から自分が編集長として参加しました。当時は編集部も3人で、手探りが続きましたが......都道府県別アンケート機能を使って地域差を探る「Jタウン研究所」がようやく小ヒットしました。今も続けてますけど、よくテレビ局や地方紙なんかから引用依頼が来ます。

カス丸 「美人が多いと思う都道府県」ランキングは、「月曜から夜ふかし」で取り上げられたきゃすね。マツコ・デラックスさんに、「なんだ『思う』か~」って斬り捨てられてたけど。

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T編集長 そうそう......って、やっぱり僕隠れちゃってないですか?

カス丸 気のせいきゃすよぉ。

ローカル上×日常×野次馬根性

T編集長 でもご当地ネタにも限りがあって......。そこで次に狙ったのが「生活」。身近な生活ネタを取り入れるべく、「実録!ご近所トラブル」などのコーナーを始めたんです。そこから発展する形で、トラブルに限らず、いろんな読者投稿を集める企画を定期的にやるようになりました。

カス丸 こないだも、「ちくわにキュウリを入れたあの料理の名前」を考えよう、とかやってたじぇい。

T編集長 2015年後半からは、編集部が街に飛び出して、いろいろ体当たり取材する「Jタウン探検隊」も定番化しました。どうでもいい話でも、とりあえずやってみる的な。「舛添要一 朝までファミコン」を編集部員3人で探す、はタイミングも良くて、幸いテレビ番組にも出させてもらいました。

カス丸 テレビになんとか映りこもうとカス丸グッズを取材現場に置いてたけど、あっさりどけられちゃった。あの屈辱は忘れてないきゃすぅ。

T編集長 同時期に始めたのがクイズです。発想としては、Jタウン研究所と読者投稿の延長線上で、こちらは、姉妹サイトの「トイダス」としてスピンオフしました。――とまあ、こんな感じで現在に至ると。

カス丸 いろいろ手を広げすぎ! なんか方針ぶれまくってない?

T編集長 弊社の標語は、「朝令朝改」なので。コンセプトなんて、うまくいかなければ変えればいいじゃない、という。

カス丸 まぁ言われてみれば、ネットメディア業界ではありがちなことだじぇい。

T編集長 でも変化し続けてきたせいで、「うちはこういうメディアです」とはっきり説明しにくい部分もあるんです。

カス丸 確かにそうだねぇ。

T編集長 それでもあえて現時点のコンセプトを要約すると、「ローカル上」「日常」「野次馬根性」の3カ条だと思います。もちろん、これは現時点の話なので、いくらでもまた変わっていくと......。

カス丸 3つの「ジョウ」を大切にしてるんだね。カス丸も「情報を活かす」「問題を解き明かす」「読者を動かす」の3つの「カス」をモットーに生きてるじぇい! ほら、うまいこと言ったでしょ(ドヤ顔)。

T編集長 うんうん、そうだね。......そんなことより、本当に僕の写真撮れてる?

カス丸 ばっちりきゃすぅ。

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これからもJタウンネットは頑張ります!

カス丸 そんで、Jタウンネットは、これからどうなるの?

T編集長 まだまだ発展途上の段階だと思うので、先のことは全然わからないんですけど、変に小さくまとまらず、「ああ、Jタウンネットはいつも面白いことやってんな」と思ってもらえるようなサイトにしたいです。そして、もっと多くの人に見てもらいたい。

カス丸 なるほどなるほどー。

T編集長 読者の目線に立って、面白いこと、新しいことをどんどん打ち出していければ。J-CASTニュースにも負けないくらいのつもりで、これからもがんばりたいです!

カス丸 T編集長ありがと! 今日は、どうもありがとうごじぇいきゃすぅ。

T編集長 こちらこそ、ありがとうございました......って、やっぱり僕全然写ってないじゃん! カス丸邪魔!

カス丸 T編集長は出たがりがすぎるんだじぇい! キュートなカス丸をもっと写すべききゃすぅ!

T編集長 うるせえ!

というわけで、今後ともJタウンネット(とカス丸)をよろしくお願いいたします

というわけで、今後ともJタウンネット(とカス丸)をよろしくお願いいたします

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