ポケモンGOをゲットできなかったので、代わりに「ポケットピカチュウ」で遊んでみた
なかなかデレてくれないピカチュウ
とまあ、思い出に浸るのはこれくらいにして、さっそくピカチュウとお出かけである。
とりあえずベルトに付けて、近所をしばらくお散歩してみることにした。
画面がオンの状態で歩いていると、ディスプレーの中でピカチュウも一緒にてくてくしてくれる。動きに合わせて、「ピッ、ピッ」というサウンドが鳴るのが、まるでピカチュウの足音を聞いているようで楽しい。
ひとまず、編集部の最寄駅(麹町駅)から一駅歩いて、市ヶ谷駅までやってきてみた。
ピカチュウの様子を見るが――うーん、つんとしているばかりでこちらをろくに向いてくれない。
さらに歩いて、編集部まで戻ってきた。往復合わせて3000歩ほど歩いたが、ピカチュウの友達度はデフォルトと同じ「なみなカンジ」のままだ。
ネット上でマニュアルを読んでみると、単に歩くだけではダメで、歩くことによって溜まった「ワット」を、ピカチュウにプレゼントしないといけないという。ああ、そういえばそんなシステムだっけ。
とりあえずなんとか溜めたなけなしの100ワットを贈る。
するとピカチュウさん、満面の笑顔で喜んでくれる。やはりかわいい。
なお、ケチケチ少ないワットをあげると、露骨に嫌そうな顔をする。
だが、プレゼント後も残念ながらピカチュウとの関係は「なみなカンジ」のまま。そういえば、アニメ版初期のピカチュウといえば、モンスターボールにも決して入らないなど、簡単には人に懐かない、ちょっとハードボイルド(?)なキャラクターだったっけ。
どうも半日歩いたくらいでは、こちらに尻尾を振ってくれないようだ。お高いポケモンである。
思い出してみれば、歩数を稼ぐのも結構大変なので、ある時期からはひたすらシャカシャカ振って、無理矢理ワットを溜めていたっけ......。
というわけで、ポケモンGOにスマホが対応するまで、T編集長はピカチュウとのお付き合いを深めていようと思います。