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明治神宮に「異変」!? 普段とどこが違うか、わかりますか?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2016.07.06 06:00
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正月には初詣のために多くの人が集まり、年中を通して海外からの観光客が足を運ぶ東京の名所、明治神宮に、とある異変が起きている。一体何が起こっているのだろうか?記者は実際に足を運び調査してきた。

100年目に向けての工事中

記者が訪れた日は、梅雨真只中には珍しい晴れの日。そういったこともあってか、海外からの観光客だけでなく、ひと足早い夏を楽しもうとしている人々の姿も多く見られた。

木々に囲まれた参道は少し気温が低く、都内にも関わらず静かな雰囲気を放っていた。自撮り棒を伸ばして鳥居をバックに写真撮影に興じる若い女性観光客、ひたすらに風景を撮影する男性、休憩中のサラリーマンと、そこにはいつもの穏やかな様子が広がっていた。

しかし、本殿に近づくにつれてかすかな違和感を覚え始めた。

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良く目を凝らすとその違和感の正体に気が付いた。これ、絵だ。

更に歩みを進めて観察するが、やはり絵である。

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こちらは内側からの1枚。

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実は、明治神宮は2020年に100年目を迎える。そのため、記念行事として1958年以来となる屋根の葺き替えを中心とした修復工事を行っているのだ。工事は2016年5月上旬から始まっていて、手水舎も修復中である。この書き割りのようなカバーは、工事中の箇所の保護と景観の維持の両方をこなすための試みなのだろう。

工事中でも、訪れる人々を考えた試みに非常に好感を持った。無事に工事が完了した際には、より美しくなった姿を見に、再度足を運びたい。

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