古本に書きこまれていた不思議な落書き。解読してみたら...
古本屋の本に赤鉛筆で囲んである文字があったので繋げてみたら、ぞっと背筋が寒くなった――こんなツイートが2016年6月21日に投稿され、話題になっている。
四半世紀ほど前、古本屋で三島由紀夫の文庫本を買ったら、赤鉛筆で囲んである文字がいくつもあった。ふとその文字を繋げたら遺書になり、背筋が寒くなった。だが、よく考えると古本屋に本を売りに来るくらいだから元気なのだろう。売主は今なにをしているかなあ。若気の至りを覚えているだろうか。
— らめーん (@shouwayoroyoro) 2016年6月21日
古本屋の本は時々店員が見落としているのか、よく分からない落書きや落丁などがあったりする。この投稿者もその類の本を掴んでしまったようだが、まさか赤鉛筆で囲んである文字を繋げると遺書になるとは思いもしなかっただろう。この本が古本屋で売られている時点で遺書を書いた本人が売ったと考えたいが、もしかしたら遺族の方が適当にこの本を売り払った可能性もあるので、結局この遺書を書いた本人はどうなったのか不明である......。
このツイートには、こんな反響が。
@shouwayoroyoro 遺品整理に古本屋に本を売るのはよくある話。
— 西村 (@ayaminoyoshi) 2016年6月23日
@shouwayoroyoro これは死なないでピンピン生きてはりますな 三島文学が死の匂いに満ちている分 読者はのんきなもんですわ
— akira (@seijei) 2016年6月21日
@shouwayoroyoro はじめまして。どんな文面になったのか気になりました。そのくらいのことする持ち主だったんだから、遺書も推敲したのかな、と。あと、それに気づいたらめーんさんすごいですね。
— 薄沢抜美(キーモン) (@1029monkey) 2016年6月21日
それにしても変わった遺書の書き方をする人がいるもんだなぁ......。(ライター:長谷川オルタ)