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沖縄でハンバーガーといえば「A&W(エンダー)」! それはまさにアメリカ

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2016.07.04 11:00
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店内ではドリンクおかわり自由

A&Wはアメリカ生まれのハンバーガーチェーンで、日本では沖縄県内に約30店舗を展開している。それ以外の地域にも出店してはいるのだが、それらはすべて米軍基地内のため、沖縄県以外では知名度は非常に低い。沖縄県民以外にとっては、ちょっとしたレアチェーン店なのだ。

また、ルートビアという飲料が名物で、缶飲料としても流通している。パッケージに書かれたロゴマークを見かけたことがある人もいるかもしれない。薬草を使った炭酸飲料のため、人によっては薬品臭い、サロンパスのにおいに似ているという印象を与えるが、その独特の味わいと爽快感で根強いファンを獲得している。

見たことある人もいるかも(Jorge Franganilloさん撮影。flickrより)
A&W Root Beer

それだけだと単なる地方ローカルで終わってしまうが、A&Wには大きな特徴が2つある。その1つが、国内初のファーストフード店である、ということだ。

A&Wが沖縄県に上陸したのは1963年で、次点のケンタッキーの日本上陸が1970年のため、実に7年も先駆けていたのだ。ただし、当時の沖縄県はアメリカ占領下だったため、「日本初」の看板はケンタッキーに譲ることもある。

2つ目の特徴が、アメリカンスタイルが継承されている点だ。店内に限るが、前述のルートビアはアメリカのファーストフード店同様のおかわり自由(free refills)となっている。独特の味わいで根強い人気を持つため、ファンにはたまらないサービスである。ちなみにオレンジジュースもかなり甘みが強い。ルートビアと同様にアメリカ国内の工場で生産しているため、アメリカのジュースそのものだ。

他にも、マイクに向かって注文すると駐車場まで届けに来てくれるドライブインというシステムがあるなど、随所にアメリカを強く感じることが出来る。

フライドポテトはオランダ風
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