「ガルパン」で2期ぶり経常黒字! 鹿島臨海鉄道「人気長く続いてくれれば...」
2016.06.22 06:00
2016年6月18日、茨城新聞は「鹿島臨海鉄道 2期ぶり経常黒字 ガルパン効果 定期外旅客増える」と報じた。
鹿島臨海鉄道の発表によると、定期外旅客が同3%増の81万2000人と、前期より2万4000人増えた。これが、人気アニメ『ガールズ&パンツァー(ガルパン)』のラッピング車両運行企画など誘客効果とみられる。結果、2016年3月期決算は、経常利益が2540万円で、2期ぶりに黒字となったというのだ。
「ガルパン」は、テレビ放映から3年以上が経つ今も人気健在。劇場版も異例のロングヒットとなり、舞台となった大洗の地域振興にも貢献を続けている。
このニュースがツイッターで、「ガルパンが今度は大洗鹿島線を2期ぶりの経営黒字にしてしまう」などと話題になっている。
「電車黒字にするってすごいなー」
ツイッターでは、こんな声が寄せられている。
地域振興に貢献するガルパンすごい
— ほかぜみなと (@nona_654minato) 2016年6月18日
電車黒字にするってすごいなー
— ??み??@6/19サンリオ (@3_48) 2016年6月18日
ガルパンおじさんの経済効果強すぎる
— k5さを (@heppoco_k5_ew) 2016年6月18日
「地域振興に貢献するガルパンすごい」「電車黒字にするってすごいなー」「ガルパンおじさんの経済効果強すぎる」といった感想だ。
そこで、鹿島臨海鉄道に電話で話を聞いてみた。電話に出てくれたのは、同社財務部のAさんだ。「定期外の旅客が増えたことはもちろんですが、駅売店の売り上げや、列車車体広告や車内ポスター広告、駅貼りポスター広告の売り上げも好調でした」とAさん。その推進役が、ガルパングッズやガルパンラッピング車両など、というわけだ。