函館の地震で、札幌を心配する人続出→道民「北海道は広いんだよ!」
6月16日に北海道の内浦湾を震源とする地震が発生した。ツイッターでは函館だけでなく、人が集まる札幌などを心配する声が上がったのだが、それは同時に北海道とそれ以外の住民の感覚の違いを明らかにした。
直線距離で150km、離れてます
内地民「北海道大丈夫?」
— 綺符?きっぷ? (@hondelaion) 2016年6月16日
函館「揺れたけど大丈夫」
札幌「え?」
旭川「何の事?」
帯広「どうしたの?」
釧路「霧が濃い」
稚内「寒い」
北海道広いというかざっと今距離計算したんだけども、札幌?函館間が直線距離150kmだそうなので、
— 雨宮さん (@miraclegumi) 2016年6月16日
静岡や茨城に地震が起きた時に東京の人に地震起きたけど大丈夫!?って聞くくらいの距離があります。
函館です、函館の人を心配してあげてください
函館で震度6弱、とのニュースに、北海道在住の知り合いの安否を心配する声が相次いだ。北海道内の町だし、函館だけでなく札幌の方も被害を受けているのでは、と思うのももっともだが、北海道のサイズは、日本国内においては規格外である。
とはいえその距離感がどのようなものなのか、本州在住だと中々分かりにくい。
まず、函館札幌間だが、ツイートで言及されている通り、直線距離でおよそ150kmの距離がある。本州で例えると、東京駅から静岡駅間に匹敵する距離だ。
他にも、札幌~稚内間はおよそ260km、札幌~旭川間でおよそ115kmである。260kmと言えば東京から名古屋まで、沖縄本島から宮古島までの距離とほぼ同じ。新幹線どころか飛行機を使う距離である。
北海道はその大きさゆえに、他の地域に住む人にとっては距離感がつかみにくい。パニックにならないためにも、その感覚を少しでも掴んでおくと役に立つかもしれない。