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ハートマークのあじさいを見つけたら恋が成就?宇治の「あじさい寺」が見ごろ迎える

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2016.06.16 06:00
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京都府宇治市の三室戸寺の境内にある5000坪の大庭園には季節ごとに美しい花々が咲き、「花の寺」として知られる。今はあじさいが見ごろを迎えており、50種・1万株の西洋あじさい、額あじさい、柏葉あじさい、幻のあじさいの七段花などが咲き乱れ、「あじさい寺」とも称される。なかでも、ここ数年話題になっているのが「ハートマークあじさい」だ。

ピンク色のハートマークあじさい(画像提供:岩井製菓)
ピンク色のハートマークあじさい(画像提供:岩井製菓)

境内にある「花の茶屋」を運営する岩井製菓の方は、「6年前に偶然ハートマークのあじさいを発見した」という。どれほど珍しいかというと、「園内に約10万輪の花が咲いているとすると、そのうち毎年10輪くらいのハートマークあじさいが見つかる」そうで、確率は1万分の1といえる。

恋愛成就のパワー!?

ハートマークのあじさいを目当てに来る方も多く、そのほとんどが女性だという。1万株のなかから一生懸命探し出す作業は、四つ葉のクローバーを探すのと似たような感覚なのかもしれない。

そのハート型のかわいらしさと珍しさから、恋愛成就のパワーがあるともささやかれているらしい。例年、青色が多い「ハートマークあじさい」だが、今年はきれいなピンク色の稀有なあじさいが見つかっている。「園内には青いあじさいが多いうえ、赤やピンクはなかなか形のいい花がなく、ハートマークが見つかるのは珍しい」という。「携帯電話の待ち受け画面にする人もいて、観音様のご利益があるかも」と噂されているそう。

あじさい園は6月1日から7月10日まで開園している。拝観時間は8時30分から16時30分まで、拝観料は大人500円、小人300円(30人以上は団体割引で大人400円)。ちょうど今の時期にはハスの花が咲き始め、あじさいと両方楽しむことができる。

6月11日から26日までの土・日曜日には、関西で唯一あじさいのライトアップを実施する。昼夜入替制で、19時から21時(20時30分受付終了)まで。

三室戸寺へのアクセスは京阪三室戸駅下車徒歩15分、またはJR宇治駅からバスかタクシー。6月10日から26日には、京阪宇治駅・JR宇治駅から三室戸寺行きの臨時バス「あじさい号」が運行される。

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