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北陸の結婚式に欠かせない「花嫁のれん」とは?

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2016.06.11 07:20
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時代ごとの縁起物

花嫁のれんの柄は、その時代の流行によって変遷しており、明治時代は鶴や亀、松などで、生地も黒色のものが多かったです。

そして、大正時代になると水色や紫色が多くなり、はまぐりは同じ貝しか合わせられないことから貝桶などの柄、孔雀や幸せを運ぶと言われる鳳凰などの鳥がつがいで描かれています。

昭和になると、暖色系ののれんが登場します。戦前には赤ののれんというのは存在しなかったそうです。一気に明るくなった花嫁のれんには貝桶や宝船などが描かれることが多くなりました。

そして、平成になると黄色系の色も登場します。おしどりなどが描かれたシンプルなものが人気で、平成になると親の想いだけでなく娘の要望も取り入れたものが多くなってきたそうです。

時代の流れが分かる花嫁のれん、これからも時代をうつしながら受け継ぎたい慣習ですね。(ライター:りえ160)

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